高層マンションでガス爆発、監視カメラが撮影した地上の男性「逃げ足の速さ」に称賛の声も=山西省

2020年5月12日

中国メディアの中新網によると、山西省太原市内の高層マンションの12階の1室で8日午後5時ごろ、ガス爆発が発生した。爆発が発生した部屋は完全に破壊され、大量の雑物が落下した。マンション建物入口付近を撮影する監視カメラは、爆発を察知すると同時に全力疾走して落下物を避けた男性の姿を記録していた。逃げ足の速さを称賛する声も出ている。

爆発音はすさまじく、数百メートル離れた場所にいた人にも聞こえたという。マンション建物の入口付近を撮影するカメラは、爆発発生時に建物から出てきた男性と思われる人物を撮影していた。画像が急に激しく振動した。爆発の衝撃によると考えられる。画面の男性はやや前かがみの姿勢になり、次の瞬間に全力疾走に移行して建物から離れた。男性がそれまでいた場所には、上方から大小さまざまの雑物が降り注ぎ、舞い上がった土煙に周囲が覆われた。

爆発による落下物から全速力で逃げる男性1
爆発による落下物から全速力で逃げる男性2
爆発による落下物から全速力で逃げる男性3
爆発による落下物から全速力で逃げる男性4
爆発による落下物から全速力で逃げる男性5

男性にとって、爆発音は上から響いてきたはずだが、男性は状況の確認より退避を優先させ、まっしぐらに走っている。同映像を見た住民から「反応が早かった。どうにか避けられた。落下物に当たったら大変なことになっていた」と話す住人もいるという。

映像を確認すると、男性が爆発を感知したと思われる瞬間から、全力ダッシュに移り画面から姿を消すまでに1秒程度しかかかっていない。

爆発による落下物により、近くに駐車していた車のフロントガラスが一面に傷つくなどの被害が出た。爆発が発生した12階の部屋では、窓が窓枠ごと吹き飛び内装の壁がはがれてコンクリートの地肌がむき出しになるなど大きな損傷が発生した。また、8階から15階の部屋でも窓ガラスが吹き飛ぶなどし、エレベーターにも被害が出た。

爆発により破壊された室内

同爆発では2人が負傷して病院に運ばれたが、命に別状はないという。