中国、2020年の「経済成長目標」を提示せず…雇用関連は前年より悪化の見通し

全人代冒頭で政府活動報告行う中国の李克強首相。2020年5月22日撮影
全人代で政府活動報告を行う中国の李克強首相

・李克強首相が22日、全国人民代表大会で政府活動報告を発表
・中国の経済発展について「過去に例のないリスクと試練に直面」と表現
・例年は盛り込まれる今年の経済成長率の目標は提示せず
・2019年の都市部新規雇用は1352万人分、調査失業率(注参照)は5.3%と発表
・2020年の都市部新規雇用の目標は900万人分以上、調査失業率は6%前後、登録失業率は5.5%前後と説明
・2020年の雇用情勢は前年より悪化との見通しを示したことになる
・中国メディアの21財経によると、雇用情勢の目標を達成するには4%前後の経済成長が必要との見方が出ている。

注:「調査失業率」は調査の結果割り出した失業率、「登録失業率」は失業者として登録している人数から割り出した失業率。