中国の河川「全面的増水期」に…全国148本が警戒水位超え、「湖北を再び苦しめるな」の発言も

中国では6月中旬までに本格的な増水期を迎え、警戒が必要と発表された

中国新聞社など中国メディアによると、国務院新聞弁公室(中央政府報道事務室)で11日午前に行われた記者会見で、中国では「全面的増水期」に入っており、全国の河川148本が警戒水位を上回ったとの発表があった。中央政府・水利部の葉建春副部長(副大臣)は、「湖北を再び苦しめてはならない」などと発言した。

中国では一般的に、河川や湖沼が警戒水位を上回った時点で「洪水」とみなし、実際の被害が発生した場合には「洪澇災害」「洪澇」と呼ぶ。

中国新聞社によると、すでに全国148本の河川が警戒水位を超えた「洪水状態」だ。広東省などを流れる珠江流域の西部や北部でも、今年初めての「洪水状態」が観測され、一部では「洪澇災害」状態になった。

中国メディアの澎湃新聞によると、水利部の葉建春副部長は同記者会見で、湖北省は川や湖が多く、水量が多い上に各地の状況は同一でないと説明。増水期前の準備期間が新型コロナウイルス感染期に重なったので、洪水関連情報にはさらに注目する必要があると主張し、「水害発生期に湖北を再び苦しめてはならない」と述べた。

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Posted by 如月隼人