新型コロナ:北京で4人発症、食料品市場で感染か…無症状者46人、商品からもウイルス確認

北京市内にある新発地市場の一部
北京市内の新発地市場の一部

北京市は13日、12日午後16時から13日0時までに市内で新たに4人が新型コロナウイルスに感染していたことが分かったと発表した。4人とも市内の新発地農産品卸売市場や新発地氷鮮海鮮市場など(以下、新発地市場)の関係者だった。現地で市場関係者517人を対象にPCR検査を実施したところ、いずれも無症状だが45人に陽性反応が出た。

4人についてはいずれも10日までに発熱などの症状が出たという。男性3人、女性1人で、男性は35~50歳、女性は27歳。

記者会見での発表を担当したのは北京市疾病予防抑制センターの龐星火副主任で、龐副主任は、昨日までに感染が確認された最近の病例では、1人を除き6人は過去2週間の間に北京から出たことはなく、北京以外から来た人との接触もなかったと説明。新発地農産品卸売市場などでは市場が新型コロナウイルスに汚染されていたとの見方を示した。

北京市では12日に、全市を対象地域として農産物や畜産物を取り扱う卸売市場や大型スーパーで扱われていた海鮮や肉類など5424点のサンプルを検査したところ、新発市場で扱われていた商品50点から新型コロナウイルスのDNAが確認された。その他の商業施設の商品からはDNAが検出されなかった。

また市内の食品流通従業者1940人に対してPCR検査をしたところ、新発地市場の関係者517人のうち45人、それとは別に海淀区内の市場関係者1人について陽性反応を得た。16人はいずれも無症状という。

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Posted by 如月隼人