ATM利用したら、出てきたのは「紙幣もどき」だった=中国

ATM(自動現金受け払い機)で、現金を引き出す。中国でも今は、少なくともある程度以上の都会ならば、まったく珍しくない光景だ

ところが陝西省咸陽市内では、ATMが利用者に対して次々に、紙幣ならぬ「紙幣もどき」を吐き出す珍しい事態が発生した。地元メディアの華商報が伝えた。

 

李さんは25日朝、診察を受けるために咸陽市にある陝西中医薬科大学附属病院を訪れた。午前8時ごろだった。病院内のATMから現金を引き出そうとした。

いつも通りにカードを入れ、暗証番号を入力する。なんの変哲もない「機械との取引」のはずだった。が、そうではなかった。500元を引き出そうとしたが、出てきた5枚は100元札ではなかった。

よく似ては要るが、明らかに100元札とは違う。李さんは驚いて、すこしATMから離れて出てきた「紙幣もどき」を眺めていた。

ATMの前には列が出てきた。李さんの次の人が操作する。100元札を2枚。違った、やはり「紙幣もどき」だった。もちろん、その人も驚いた。

李さんはATMについている、「異常事態発生時」用の通話ボタンを押した。人が出てきたので「故障していますよ」と伝えた。係りの人があたふたとやってきた。

李さんらに、「故障です」、「すぐに、引き落としはなかったようにしますから」と説明して、李さんらから「紙幣もどき」を回収した。

李さんらが受け取ったのは、ATMが故障して修理した後に、正常に作動するようになったことを確認するための「ダミー紙幣」だった。

同件で、銀行側は「ミス」だったと認めた。つまり、点検時に使用した「ダミー紙幣」をATMの中に置き忘れてしまったために発生した事故だったということだ。

銀行側は、前後の取引記録を調べた結果、ダミー紙幣を渡してしまった客は、他にはいなかったと説明した。(編集担当:如月隼人)

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Posted by 如月隼人