トランプ氏が台湾・蔡英文総統と電話会談 中国メディアは触れず、共産党が「差し止め」か

トランプ次期米大統領が2日、中華民国(台湾)の蔡英文総統と電話会談したことが明らかにになった。中国メディアは日本時間4日午前11時15分現在も、同件を報じていない。対応を検討中の共産党上層部が報道を差し止めている可能性がある。

 

  

 

米国は1970年代に、中国が主張する「ひとつの中国」を承認。台湾と断交した。米国の次期大統領が台湾の総統と直接対話をしたのは初めてとみられている。中国は台湾の蔡英文政権に対し、「ひとつの中国」を認めていないとして、強く反発し続けている。トランプ次期大統領が慣例を破って蔡英文総統と直接対話したことで、共産党上層部では緊張感が一気に高まったはずだ。

香港などでは同件が速報されたが、中国大陸の新華網、人民網、中国新聞網などのニュースサイトは日本時間4日午前11時15分現在、関連記事を掲載していない。

中国政府・外交部の公式サイトは、中国への影響が大きい国際問題が発生した場合、「報道官が記者からの質問に回答した」との形式で、政府としての考えを公開することが多いが、同件についてはまだだ。

トランプ・蔡英文の電話会談については、共産党の上層部が検討中であり、「中国としての論調」が決まるまで、報道を差し止めている可能性がある。(編集担当:如月隼人)

 

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