大失態。不覚でありました

できるだけ、お弁当を作って仕事場に持っていくようにしています。正直なところ外食より安い。それから、栄養のバランスを考えられて楽しい。料理が好きだってこともあります。(洗い物はちょっとなあ)


本日は大失態。不覚であった。おかずについては、ほぼ完璧。私の場合、弁当は基本的に「1菜」主義。見てくれにはこだわらず、弁当箱の3分の2がご飯、3分の1はおかずです。朝に弱いので、いろいろ細かく作ることは、とうてい無理。


おかずとして作ったのは青椒肉絲(チンジャオ・ロースー)風の一品。

まずは、前日の下ごしらえ。朝の作業を、できるだけ減らすことが主眼です。


1)
玉ねぎとニンジン、しいたけを細く切る。玉ねぎは切ったあと約1時間放置。臭いが出ます。この臭いが出る時に、玉ねぎの成分の化学反応が進行している。結果として、血液さらさら成分が形成されると聞きました。その間、別のことをしていましょう。


2)
ピーマンの細切り。ここで裏技。細切りにしたら、どんぶりかタッパに入れて、油をまぶす。これ、大切ですから、もう一度言っておきます。油をまぶす。そうして、冷蔵庫に入れてしまう。野菜は切ると、急速に鮮度が落ちます。細胞が切られて内容が酸素にさらされることで、酵素が作用しはじめることが、大きな原因。そこで、油をまぶして、できるだけ反応を止める。冷蔵庫に入れるのも、おなじ理由です。こうすると、鮮度の劣化を最小限に抑えられる。


そうそう、この場合にピーマンを入れておくのは大きめの容器にしてください。あとで、洗い物の手間がひとつ、はぶけます。


このテクニック、サラダにも応用できる。サラダを用意したら、まず油をまぶす。鮮度が長く持つ。その上で、ドレッシングなどを使う。カロリーが気になるなら、油分が少ない、あるいは含まないドレッシングを選びましょう。油をまぶしただけの切り野菜なら、冷蔵庫に入れておけば翌日でも、サラダとしてほぼおいしくいただけます。


3)
豚肉を細切りにする。ここで、手抜き。例によってちょい足しクッキングです。焼き肉のたれを使ってしまう。それだけでは物足りないので、ニンニク、生姜、醤油、場合によっては酢かレモン汁、さらにごま油を加えて、よくもみこむ。これももちろん冷蔵庫にGO。


4)
さて、玉ねぎ、シイタケ、ニンジンを中華鍋なりフライパンで炒めます。そうそう、この段階で最後にタケノコの細切りを加えてもよい。いずれにせよ、完全に火を通す。そうしたら、鍋に蓋をして放置。翌朝まで置いておく。


5)
ここからが翌朝の作業。炒め鍋の中には、昨日炒めた玉ねぎ・ニンジン・シイタケの細切りが残っている。冷蔵庫から出したピーマンの上に、あけてしまいます。ピーマンの容器を「大きめに」とお願いしたのはこのためです。


6)
フライパンには油やら汁やらが残っている。そのフライパンを加熱。汁なんかが焦げつかないうち、鍋が適当に温まったら昨日下ごしらえした肉を投入。火がほぼ通ったら、玉ねぎ・ニンジン・シイタケを入れる。同じ容器でピーマンの上に乗っているのだから、玉ねぎなんかの一部が容器に残ったり、逆にピーマンが少々、炒め鍋に入ることがある。このあたりは、あまり厳密にしなくてOK。とにかく全体に火を通す。


7)
最後にピーマン投入。ピーマンを最後にするのは、火を通す時間を最小限にするためです。この段階で、汁が出すぎて気になる場合、私は小麦粉を振りかける。普通は片栗粉でしょうが、片栗粉は水に溶いて使うので、水分が過剰になりがち。そこで、小麦粉を手のひらでつかんで、えいやっと振りかけます。鍋を揺すっていれば、ダマになる心配は、あまりない。小麦粉がちょっと焦げた場合にも片栗粉では出ない香ばしさを得ることができるような気がします。


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さて、ここまでは大成功でした。問題はご飯だった。ご飯はさらに1日前の日曜日に炊いたものだった。かなり多く炊いて、本日の弁当にも使おうとした。普通にある保温機能つき炊飯ジャーを使っています。保温機能を使うと、電力消費するなあ。このご時勢に申し訳ないと思い、昨日の夜、再加熱してからもういちど電源を切っていた。朝になって、電子レンジかなんかで温めればよいと思っていたのです。冷蔵庫にも入れていなかった。


ところが、ところが。朝、電子ジャーを開けてびっくり。臭いが変わっていた。こりゃ、さすがにヤバいかも、ということで涙を飲んで放棄。結局、おかずだけ持って行って、主食はおにぎりなどを購入してしのいだ。馬鹿みたい。


お金の問題だけじゃない。大切な食べ物を無駄にしてしまった。子孫になるべき命を提供していただいた稲と、その稲を一生懸命に育てていただいた方、さらに流通にたずさわる方に、「ごめんなさい」です。大失態、不覚でありました。