職場の「まかない食」で死亡、労災と判決、魚の骨が喉に刺さり死亡

寧夏回族自治区の銀川氏興慶区人民法院(裁判所)はこのほど、工場従業員がまかない食として食べた魚料理の骨が喉に刺さって炎症を起こして死亡した件について、労災と認める判決を言い渡した。

銭さんは2016年3月31日、勤務先の工場の従業員食堂で、まかないの昼食を摂った。献立は米飯と魚料理だった。午後1時半に午後の勤務を再開したが、銭さんは同僚に喉の様子が変だと訴えたという。午後3時半ごろ、銭さんの声がかすれだした。同僚は病院に行くべきだと言ったが、銭さんは5時半の終業までがんばると主張した。

終業時、銭さんは喉に魚の骨が刺さったかもしれないと言い始めた。工場近くの個人経営の診療所に行き、銭さんは消炎剤をもらった。銭さんは宿舎に戻ったが、午後9時半ごろには声を出せない状態になった。事態の深刻さを悟った同僚が、銭さんを改めて病院に連れていった。

銭さんは急性喉頭蓋炎で、腫れあがった喉頭蓋で気道がふさがれ窒息状態だった。銭さんは4月1日午前4時に志望した。

銭さんの父親は同年9月8日、寧夏回族自治区霊武市当局に労災と認めるよう申請した。当局は、魚を食べることにより自らが負傷したとして申請を認めなかった。銭さんの父は同自治区銀川市内の法律援助センターに相談した。同センターは行政訴訟を起こす提案をした。

訴訟の焦点になったのは、銭さんの死亡が「負傷」によるものか「勤務時間中の発病」によるものかだった。裁判所は、銭さんは「勤務中に職場で発病した」と判断し、霊武市当局は判決後60日以内に改めて労災と認めねばならないとの判決を言い渡した。(編集担当:如月隼人)


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Posted by 如月隼人