ザンビア当局が中国人31人の身柄を拘束、中国大使館は即時釈放を要求… 銅鉱石違法購入の疑い

中国の駐ザンビア大使館は4日、同国当局が中国人31人の身柄を拘束したとして、即時釈放を求めて交渉中と発表した。

新華社は、中国系居住者の団体であるザンビア僑華総会からの情報として、同国カッパーベルト州のキトウェ市とチンゴラ市で1日午後、民営鉱業企業7社の中国人31人が身柄を拘束されたと伝えた。

中国の駐ザンビア大使館は同件について、31人には銅鉱原料の違法購入の疑いがかけられたと説明。同件を極めて重視してザンビア側の関係部門と集中交渉を行い、法にもとづく識別と同件を妥当に処理すること、中国人の即時釈放を要求していると表明した。

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◆解説◆
ザンビア州中部からコンゴ民主共和国南部はカッパーベルト(銅の帯)と呼ばれる世界有数の銅鉱生産地。ザンビアのカッパーベルト州は全域がカッパーベルトに属す。

中国の銅地金消費量は全世界の46パーセントを占める1009万トンで、2位である米国の178万トン(約8パーセント)と比べても圧倒的に多い(2015年)。中国は世界屈指の銅鉱産出国で、2015年実績は575万トンのチリに次ぐ176万トンだった。しかし銅需要が極めて大きいために世界最大の銅鉱石ゆにゅ国でもある。2016年における中国の銅鉱(粗鉱および精鉱)輸入は前年比28.9%増の1705万トン。(編集担当:如月隼人)

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