麻薬取り締まりの警察官が殉職、葬儀の参列者の顔にモザイク=中国・四川

中国のポータル/メディアサイトの捜狐は18日、四川省凉山イ族自治州布拖県公安局(県警察)に勤務し、違法薬物密売の容疑者の摘発中に殉職した警察官の葬儀の光景を紹介した。参列者全員の顔はモザイクなどで隠した。

殉職したのは勤務歴9年のイ族の警察官。漢字表記名は賈巴伍各(ジァバウグ)で、年齢は34歳だった。イ族は中国南西部から東南アジアにかけて分布する民族。

県警察は、違法薬物密売の容疑者の行方を追っていた。10日午後10時ごろ、容疑者を発見。身柄を確保しようとしたところ、容疑者は仕掛けていた爆破物を爆発させた。警察関係者3人と一般人1人が負傷したが病院で治療を受け、容体は安定しているという。

警察は容疑者の行方をさらに追ったところ、容疑者が山中に潜伏している可能性が強まった。14日早朝に潜伏していると思わせる場所を包囲して、いわゆる「山狩り」をしたところ、容疑者は発砲して抵抗。ジァバウグ警察官が被弾して死亡した。最後の言葉は「オレにかまうな。かまうんじゃない。追うんだ」だったという。

他にも警察官2人が被弾により負傷し、病院で治療を受けているという。

ジァバウグ警察官の葬儀は16日に行われた。家族・親族以外にも多くの警察関係者が参列した。警察関係者とみられる人物が涙をぬぐっているように見える画像もあるが、顔の部分はいずれもモザイクがかかっていたり、ぼかされている。あるいは後ろ方向からの撮影だ。

警察は今後も、薬物関連犯罪者との「戦闘」を続けていくので、捜査関係者の顔は公開できないという理由だ。(編集担当:如月隼人)

【関連】
19歳の警察官、銃弾の雨を身体に浴びながら強盗容疑者を取り押さえる―中国
雨の中でも任務果たす衛兵に驚き、FBにリアクション4.5万件超=台湾・忠烈祠


社会

Posted by 如月隼人