消防署でガラス壁が大爆裂 訪問の男性が存在に気づかず激突=台湾

台湾の新竹県内で14日午前10時ごろ、消防署を訪問した男性が立ち去る際に、出入り口ドア横にあるガラス壁に激突する事故が発生した。男性はガラスの存在に気づかず、開放されていたドアに向かって歩いていると思い込んでいたようだ。強化ガラスでできているガラス壁は瞬時に爆裂した。

男性は51歳で、自衛消防組織の訓練資料を提出するために消防署を訪れたという。正面玄関を入ってカウンターで職員に資料を渡し、別の書類を受け取って立ち去ろうとした。監視カメラの映像では、カウンターは向かって左側にある。男性が入ってきたと見られる入口は向かって右側にある。自動扉ではないが、向かって右側のドアは開いたままになっている。男性は開いたドアの部分をそのまま歩いて入ってきたと考えられる。

男性はカウンターで受け取った書類に目を落としながら歩き始めた。しかし自分が入ってきた開放されたドアにではなく、ドア左のガラス壁に向かっていた。男性はすぐ書類を脇にはさんで前方を見たが、ガラス壁の存在にはまったく気づかず、そのまますたすたと歩いて激突した。

 

 

激突と同時に、ガラス壁全体が爆裂。強化ガラス特有の現象だ。男性はさらに、ガラス壁の底部にあったサッシに足を引っかけ、前に転倒した。上からガラスの破片が落下した。

 

 

監視カメラの映像に音声は添えられていないが、署内に大きな音が響き渡ったと思われる。消防隊員数人が駆け寄ってきた。

 

 

男性は足と頭、手にけがをしていた。消防隊員がその場で応急手当をして、病院に搬送した。病院ではさらに傷口を縫うなどの手当を受けた。傷はそれほどひどい状態ではなく、男性はそのまま帰宅した。中時電子報など台湾メディアは、「(ガラス壁を)きれいに拭きすぎていたのか?」などと報じた。

新たなガラス壁を取り付けるために4000台湾ドル(約1万5000円)以上の費用がかかるが、消防署が自ら負担することにしたという。(編集担当:如月隼人)

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