中国高速鉄道で新型車両を投入 「復興」号、最高時速は400キロメートル

中国メディアの中国新聞社は26日、北京と上海を結ぶ高速鉄道路線の京滬高速鉄路に同日、新型車両の「復興」が投入されると報じた。同車両は車体、集電、牽引、制動、通信など重要な技術はすべて中国の自主開発で、試験走行では最高時速400キロメートル以上に達したとした。

車両の開発は2012年に着手し、14年には設計を完了、15年には最初の編成を完成させた。試験走行では最高時速400キロメートル以上に達し、時速350キロメートルでの連続走行が可能という

安全性については、車軸温度、冷却システム、制動装置状態、客室内環境など2500のチェック項目を設けて走行時に常に監視しているので以上があれば自動的に減速または停車するという。同車両は高速鉄道の輸出も視野に開発された。

中国でこれまで投入されていた高速鉄道車両は「和諧」と呼ばれていた。胡錦涛前政権がスローガンとし「和諧社会(調和ある社会)」にもとづく名だ。新型車両の「復興」は、習近平政権の唱える「中華民族の偉大なる復興という中国の夢」にもとづくと考えられる。

なお、日本は鉄道の運航便について「のぞみ」、「はやて」のような呼称を設け、車両そのものは「新幹線500系電車」などの名称で呼んでいる。中国では高速鉄道用車両について、正式の車両名以外に「和諧」、「復興」といった呼称を併用し、運航便は「G123」のような番号で呼んでいる。(編集担当:如月隼人)

 

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Posted by 如月隼人