中国が出場辞退、台湾チームは国旗掲げる=インドで開催の国際数学コンペティション

インドで開催された国際数学コンペティションで7月25日から30日まで開催された国際数学コンペティションで、台湾チームが中華民国国旗である青天白日満紅旗を掲げたことが分かった。中国は「安全に問題あり」として辞退していた。台湾メディアの中央通訊社が報じた。

開催地はインド北部のウッタル・プラデーシュ州の州都であるラクナウ。中国が安全面を理由に辞退した背景には、中印両国の国境問題を巡る対立が激化していることがある。主催側は中国の不参加に強い不満を示したという。

台湾の九章数学教育基金会の孫文先董事長(理事長)によると、同コンペティションはこれまでの「台湾チーム」の名称を認めてきた。中国大陸部で開催された際にも「台湾チーム」名義で参加したという。

中華民国国旗の使用については、これまでも問題になってきた。中国大陸側と台湾側が協議を行い、中国大陸側が「双方とも国旗を用いない」ことを了承することで、折り合いをつけてきたという。

台湾チームは今回のコンペティションの開会式と閉会式に、青天白日満紅旗を掲げて入場した。(編集担当:如月隼人)

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