犯罪容疑者100人を「市中引き回し」=中国・貴州

貴州省畢節市当局は4日、犯罪容疑者として身柄を拘束している100人に、同市繁華街などを行進させた。

 

一般警察官と特戦隊員と呼ばれる小銃などで武装した警察官200人が警備に当たった。容疑者らは市の繁華街なども行進させられ、周囲に見物人が集まった。

行進の間は黒い覆面を着用したが、立ち止まらされて覆面を取られ、1人1人撮影される様子の写真も公開されている。

同件は、アカウント名を畢節大鳴哥さんとする人物がSNSに投稿して知られるようになり、各メディアも報じた。SNSには警察に対する賛否両論の声が寄せられた。賛成意見は、警察の犯罪撲滅への取り組みとして評価するもの。

一方で、人権問題としての批判や、過去の「反地主闘争」と同様として合法性に疑問を示すものがある。書き込み以外に、「どのような犯罪か分からない」、「行進時に顔を見せないのはおかしい」といった、当局側のやり方が不徹底とする批判もある。

SNSの投稿や報道によると、行進させられたのは「容疑者」であり、有罪判決が言い渡されたではない。人権問題を考える場合には重要な点と思われるが、指摘したコメントは見当たらない。(編集担当:如月隼人)

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Posted by 如月隼人