中国の天気予報、「大雨にともなう地面の陥没に警戒を」

天気予報が繰り返し発表されるのは日本も中国も同様。特に、極端な降水や熱波、寒波の際には、社会全体や各個人に対して備えを呼びかけ、災害を最小限に食い止める役割を果たしていることも同様だ。ただ、中国では大雨などの予報に添えて、「地面の陥没」に警戒を呼びかける場合がある。

中国の天気予報は、中央気象台が全国の気象情報を担当し、また省レベルの行政区画ごとの気象台(気象局)、さらに省より下の市などにも気象局があり、それぞれの地域の天気予報を発表している。

省レベルの気象台が発表する天気予報は、大雨の場合にも地質災害については「都市部、農村部の洪水への備えをしっかりすること。鉄砲水、山崩れ、土石流などの災害が発生する可能性があり備えに注意すること」といった表現が定型になっている。

一方、市レベルの天気予報は、「陥没」の可能性について言及する場合がある。遼寧省大連市では17日、北から冷たい大気が流れ込む影響で、全体的には曇りがちだが局地的に雷雨が発生する恐れがあるとの予報が発表された。

予報はさらに、「外出の際には雨具を持参するのがよいでしょう」と呼びかけた上で、「山崩れやがけ崩れ、さらに地面の陥没などの地質災害にご注意ください」と警戒を促した。

大雨に伴う地面の陥没の多くは、都市部の道路で発生している。敷設された水道管や下水管からの漏れが周囲の土砂を押し流して道路舗装の下に空間を形成し、大雨に伴う地下水の増大で土砂がさらに押し流されることで一気に陥没するためと見られている。(編集担当:如月隼人)

 

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Posted by 如月隼人