北京市郊外の「九大スーパーグルメ」(10)総まとめ

これまで「北京市郊外の『九大スーパーグルメ』としてご紹介してきた料理の多くは、地元の伝統料理に新たな工夫を加えたメニューであることが分かる。想定しているのは、北京市中心部から来る観光客だ。

北京市の面積は1万6810平方キロメートル。日本で言えば四国の1万8800平方キロメートルに匹敵する広さだ。市内各地の食文化にもかなりの違いがあるため、行く先々の味を楽しめるということになる。

しかしかつては特に有名な観光地以外は交通の便が悪く、市中心部近くに住む人々が訪れようとしても相当な苦労を覚悟せねばならなかった。つまり手軽な行楽の対象にはならなかった。それが、道路が整備され自家用車を持つ人が大幅に増加。一方、郊外地区に住む人にとっては、新たなビジネスチャンスが出現したと言える。

記事には、飲食店を営む人々の純朴さを高く評価する部分もあった。都市部に住む人が農村部を訪れる大きな理由には、日ごろのギスギスした生活をしばし忘れたいということがあるだろう。都会から来た人をもてなす際、これら先も「ああ、田舎の人はいいな」と思ってもらえるか。逆に、妙にスレてしまったりしないか。北京市郊外が今後も観光先として人気を保つことができるかどうかは、そのあたりにも大きく関係していると思われる。(編集担当:如月隼人)
 

【北京市郊外の「九大スーパーグルメ」】
北京市郊外の「九大スーパーグルメ」(1)房山の「ロースト・マトン」

 

北京市郊外の「九大スーパーグルメ」(2)房山・雕窩の「炭火焼マトン」

 

北京市郊外の「九大スーパーグルメ」(3)海子村の「淡水魚の煮込み」

 

北京市郊外の「九大スーパーグルメ」(4)懐柔の「ニジマス料理」

 

北京市郊外の「九大スーパーグルメ」(5)昌平・陽坊の「羊のしゃぶしゃぶ」

 

北京市郊外の「九大スーパーグルメ」(6)昌平・康陵の「春餅の宴」

 

北京市郊外の「九大スーパーグルメ」(7)通州・小楼飯店の「アユ料理」

 

北京市郊外の「九大スーパーグルメ」(8)延慶・柳溝の「豆腐の宴」

 

北京市郊外の「九大スーパーグルメ」(9)延慶・水泉子の「アヒル鍋」

 

 


Posted by 如月隼人