台湾の李登輝元総統、頼首相と会談・・・元気な姿を見せ、力強く「得難い人材」などと称賛

台湾の李登輝元総統は24日、居住している翡山荘で頼清徳行政院長(首相)の訪問を受け1時間ほど会談した後、頼首相とともに記者会見を行った。23日には胃の不調でシンポジウムへの出席を取り消した李元総統だが、記者会見では極めて元気な様子を見えた。

 

 

李元総統は頼首相の手を握りながら、終始笑顔で記者団に対応した。李元総統は頼首相の就任前の台南市長時代について「長期間にわたり、相当によかった」と評価。さらに「孝順で真剣、まじめな人だ。台湾にとって得難い人材で、皆が応援すべきだ」と称賛した。

頼首相については、将来の総統候補との見方も強い。現職の蔡英文総統の支持率が低迷しているため、2020年の総統選には、民進党候補として頼首相が出馬するのではとの噂もあるほどだ。

李元総統は頼首相に対して、台湾経済にテコ入れするためには、まずは緊迫している電力問題を解決すべきだと述べ、電力問題を解決しさえすれば、企業は台湾に投資することを望むようになると述べたという。

記者会見に臨んだ李元総統は、極めて元気な様子だった。背筋をピシりと伸ばして立ち、左手は頼首相を手を握っていたが、右手を大きく動かして語るなど、動作も言葉も力強かった。(編集担当:如月隼人)

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