過去最多の7億人超が国内旅行、600万人が海外旅行の見込み=中国で「スーパー連休」始まる

中国で1日、8日間の大型連休が始まった。連休中に国内旅行に出かける人は延べ7億1000万人と2016年の5億9300万人を大きく上回る見通し。海外旅行をする人は600万人とみられている。

例年ならば10月1日の国慶節(建国記念日)から7日間の連休が設けられるが、今年(2017年)は10月4日も休日に指定されている中秋節(旧暦8月15日の)であるため、振り替え休日を含めて8日間の「スーパー連休」となった。

中国気象局によると、中国北部では1-2日、6-8日に気温が低下する恐れがある。中部以南では風雨に見舞われる可能性が出ている地域もある。しかし台風の上陸は予想されておらず、全体的には旅行に適した天気に恵まれそうだ。

国家旅遊局(国家観光局)は、連休中に国内旅行に出かける人は延べ7億1000万人との見通しを示した。

 

旅行会社の予約状況によれば、人気の旅行先は三亜(海南省)、北京、昆明(雲南省)、蘭州(甘粛省)、厦門(アモイ、福建省)、ウルムチ(新疆ウイグル自治区)などだ。内陸部への旅行人気が継続しているという。

鉄道は9月28日に、連休中の特別輸送を始めた。1日の輸送量は前年同日比11.0%増の延べ1600万人になる見込みだ。

連休中の輸送人数合計は道路交通が延べ5億6000万人、鉄道輸送が1億3000万人、水運が1590万人、航空ゆそうが1300万人になると見込まれている。

国外旅行に出る人も過去最高の600万人程度と見込まれている。中国政府・商務部が9月28日に発表した予測によると、目的地として最も多い国はタイ。16年に第3位だった日本は、同年第2位だった韓国を抜き、第2位になる見込みだ。

国家観光局は10月1日に始まる「スーパー連休」向けに「国慶中秋ホリデー旅行ガイド」を発表し、「理性的であること」「ピーク時はできるだけ避けること」「安全に注意すること」「文明的に旅行し、(旅先の)観光スポットの秩序を維持すること」などを呼びかけた。(編集担当:如月隼人)

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