高速道路で渋滞発生、残されたのは吸いがら・食べがら・空き缶・空き瓶

中国では1日から8日までが国慶節などに伴う大型連休だ。国慶節とは1949年10月1日に中華人民共和国が成立したことを祝う建国記念日だ。多くの中国人は今もなお、毛沢東が天安門で「中華人民共和国中央人民政府が本日、成立した!」と高らかに宣言したことに、新鮮な感動を覚える。

そして、習近平現政権は「偉大なる中国の夢」の実現をスローガンとしている。その「夢」の原点こそが中華人民共和国の成立だ。「世界中が一目置く国」を目指す中国として、国慶節は「自国の偉大さ」を再確認する日ということになる。

その国慶節にともなう大型連休は、庶民にとって格好のレジャーシーズンだ。自家用車を持つ人も増えたので、高速道路で渋滞が発生するのはやむを得ない。自動車で旅行をする人も渋滞の発生は覚悟している。だから「長期戦」に備えて、大量の食べ物・飲み物、そして愛煙家の場合にはたばこも用意して乗車する。

渋滞に巻き込まれる。そのうち腹が減る。喉が渇く。たばこも吸いたくなる。時間は持て余している。そこで、食べる・飲む・吸うということになる。経済発展がもたらした「偉大なる渋滞」の後には、大量の吸いがら・食べがら・空き缶・空き瓶が路上に残されることになる。

興味深いことに、ガードレール部分に置かれていたカップ麺の容器は、比較的きちんと置かれていた。車窓から捨てた場合、こうはならない。おそらく、車外に出てしゃがんで食べたのだろう。

 

 

 

写真は遼寧省瀋陽と海南省海口を結ぶ瀋海高速道路の江蘇省にある蘇通大橋付近。中国メディアの新浪網は、「渋滞すれば道路にゴミ投げ捨て。たばこの箱もカップ麺容器も」と嘆いた。(編集担当:如月隼人)

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