ガソリンスタンドで客の男性が喫煙…消すよう言われても無視、店員が消火器浴びせる=中国メディア

ガソリンスタンドに乗用車がやってきた。もちろん給油のためだ。車の中から若い男性が出てきた。そこまではよい。ところが男性は喫煙を始めた。これはダメだ。スタンド店員が消すように求めた。しかし男性は無視している。中国メディアの看看新聞網が伝えた。

ガソリンスタンド内は火気厳禁。日本も中国も変わりはない。ガソリンは揮発性が高い。ガソリンスタンドに行けば、ガソリンの臭いがして普通。つまり、ガソリンの揮発は完全に防げていない。そしてガソリンは引火しやすい。引火すれば大惨事だ。スタンドにあるガソリンタンクにまでは火が到達しない防護策がなされているが、万一引火したら大爆発が発生する。

店員は、たばこの火を消すよう求めた。男性は無視。店員以外の周囲にいた人も、火を消すよう求めた。しかし消さない。素直に従ったのでは、自分の面子(メンツ)がつぶれると思ったのかもしらない。中国人にしばしば見られる「行動決定のメカニズム」だ。

店員は「説得は無理」と考えたようだ。しかし敷地内でたばこを吸われたのでは危険極まりない。そこで決断した。消火器を持ってきた。もう、男性を説得しようとはしなかった。消火器のノズル先を男性に向けた。消火開始! 男性はたばこもろとも、消火剤を浴びせかけられた。あるいは店員側も「ここで従わせられないようでは、オレの面子がつぶれる」と感じたのかもしれない。

 

看看新聞網は「店員は、たばこの火を消す手助けをしたのだ」と皮肉った。同記事を転載した新浪網のコメント欄には「よくやった、カッコいい! こういう手合いは殴り倒してしまってもやりすぎではない」、「賢いスタンド店員。あなたに『いいね!』を献上」など店員を称賛する書き込みに、多くの「いいね」が寄せられた。

看看新聞網は上記一件の発生日時を伝えていない。しかし中国では、ガソリンスタンド内で喫煙した人が、消すように求められても従わなかったために処罰されたことが、しばしば伝えられている。

重慶市メディアの華龍網は9月26日、同市銅梁区の消防が14日、区内のガソリンスタンドの抜き打ち安全検査を行ったところ、スタンド敷地内でたばこを吸っており、消防が火を消すように求めたが従わなかったケースが2件あり、いずれも行政拘留1日の処罰を適用したと報じた。

「喫煙していたが、求めに応じて素直に消した」事例は紹介されていない。ガソリンスタンド内の喫煙は、実際にはかなり多いと推察できる。(編集担当:如月隼人)

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