小惑星が大気に突入し爆発…中国メディア「隕石を拾い当てれば大儲け!」=雲南

雲南省で4日午後8時(日本時間同日午後9時)ごろ、夜空で強烈な閃光が発生し、続いて光る物体が飛行するのが観測された。米宇宙航空局(NASA)の観測では、小惑星が大気中に突入して爆発したとされている。

雲南省の大理市やシャングリラ市から「巨大な流星があった。空全体が突然、明るくなった。閃光が2回ほど発生して、火球が天をすべっていった」、「瞬間的に明るくなって5秒程度続いた」、「音が聞こえた。部屋が強烈に震動した。ドアや窓ががたがた音を立てた」などのSNS投稿が相次いだ。

4日は中秋節で、現地時間午後8時ごろとそれほど遅くなかったため、比較的多くの人が月を鑑賞しようと夜空を見上げていたため、発見の報告が多かったと推測できる。

NASAによると、小惑星が地球の大気圏に飛び込んだ現象で、シャングリラ市中心部から北西に40キロメートルの場所の上空で、小惑星は爆発したとみられる。破片は隕石となって地表に到達した可能性が高いとされる。

小惑星が持っていた運動エネルギーはTNT火薬540トン分でと推定され、2014年に内モンゴル自治区シリンゴルで発生した同様の現象で、小惑星のエネルギーがTNT火薬450トン分と推定されたのに比べれば規模が大きい。

隕石は、科学的に分析すれば太陽系形成の謎に迫るための情報を得ることができるなど、学術研究の上で極めて貴重な価値を持つ。同時に、マニアなどの間で高額で取り引きされている。そのため中国では過去にも、落下地点周囲に多くの人が殺到して、隕石探しに狂奔したことがある。

中国メディアの捜狐は5日、「隕石が落ちてきたぞ! 拾えば大儲けだ!」と題する記事を発表した。同記事は2009年4月に新疆ウイグル自治区に落下した重さ434グラムの隕石が地元住民により地中から掘り出された後に隕石を扱う店の手にわたり、12月には8000万元(14億円)で売り出されたと紹介した。同隕石は、落下を多くの人が目撃したことで、特に高値がついたという。

記事は続けて、隕石かどうか見分けるためのポイントを列挙した。(編集担当:如月隼人)

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