中国共産党大会、江沢民氏の序列下がる…主席代表団常務委員会名簿

中国共産党は17日、新華社を通じて同党の第19回全国代表大会の主席団常務委員会の名簿を発表した。過去2回の党大会の同名簿で、共産党トップである胡錦涛党総書記の次に記載されていた江沢民元総書記の名が、現職の指導層より後に記された。

第19回中国共産党全国代表大会の主席団常務委員会の名簿には冒頭から、習近平、李克強、張徳江、俞正声、劉雲山、王岐山、張高麗と、現職の同党中央政治局常務委員会の名が、これまで発表されてきた序列通りに記載された。

主席団常務委員会の名簿はその次に、中国共産党の権力ピラミッドで次の階層である中央政治局非常務委員の名を簡体字(略字体)の画数の少ない順に列記した。馬凱、王滬寧、劉延東、劉奇葆、許其亮、孫春蘭、李建国、李源潮、汪洋、張春賢、范長龍、孟建柱、趙楽際、胡春華、栗戦書、郭金龍、韓正だ。

名簿は続けて、旧指導層の名を列記。江沢民、胡錦濤、李鵬、朱鎔基、李瑞環、呉邦国、温家宝、賈慶林、宋平、李嵐清、曾慶紅、呉官正、李長春、羅幹、賀国強だ。

さらに、現職の全国政治協商会議全国委員会の杜青林副主席(主席は同名簿でも序列がさらに上位の俞正声氏)、同同党中央書記処の趙洪祝書記、同楊晶書記を加えた。

中国共産党が2002年に行った第16回党大会の主席団常務委員会の名簿では、大会開幕時の党内序列をおおむね反映して、江沢民、李鵬、朱鎔基、李瑞環、胡錦涛……の序列だった。ただし、すでに首相を退任していた李鵬氏を現職の首相だった朱鎔基氏の前に置いた。

胡錦濤政権下で初となる2007年の第17回党大会では、胡錦濤、江沢民、呉邦国、温家宝……と、旧指導層の江沢民氏と呉邦国氏の名が現職の党トップである胡錦濤氏の名に続けて、現職の温家宝首相よりも前に置かれた。胡錦涛政権から習近平政権に移行した2012年の第17回党大会でも、名簿の上位は胡錦濤、江沢民、呉邦国、温家宝……と、同じ序列だった。    

写真は2012年の党大会で撮影された江沢民元総書記。胡錦涛前総書記らの手助けを受けて着席した。(編集担当:如月隼人)

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