「ヘイトスピーチを投稿」として、フェイスブックから投稿が削除されてしまった

私は個人としての情報発信として、このブログに力を入れているわけですが、同時にフェイスブックとかツイッターも重視しています。

 

その重視しているフェイスブックから、私の投稿が「ヘイトスピーチ」に相当するとして、削除の宣告がきた。はて? ヘイトスピーチなのか。私は今まで、ヘイトスピーチについては、絶対に認められない立場だったのですが。ずいぶん前の投稿でしたが、「認められない投稿は以下の通り」と伝えられたので、あらためてご紹介するわけです。

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  先日、コンビニエンスストアで、たしか飲料かなんかを買った時、小銭の持ち合わせがなかった。手元にあるのは1万円札。そこで、その万札を渡しながら「すみませんねえ。小銭がないもので」と告げた。すると店員さん、笑顔で「大丈夫でーす」と言った。  

ううむ。こういった「大丈夫」の用法、最近ずいぶん多いようだ。でも、違和感があるなあ。  

ここからはしばらく、手元にある学研の漢和大辞典、小学校の国語大辞典、さらにインターネットで公開している辞書などによる総合です。  

「大丈夫」とはなんぞや。その前に「丈夫」とは何かを知らねばならない。その前に「丈」と「夫」を知らねばならない。「丈」とは長さの単位で、中国では王朝の交代で長さを含む度量衡を換えたのですが、周代には現在の225センチメートルに相当した。「夫」は「男性配偶者」ではなく「成人男性」の意です。  

「丈夫」とは「背の高い男」であり、実際には「夫」と同じく成人男性を指した。ちなみに、今の中国語の「丈夫」は男性側配偶者、つまり「夫(おっと)」とのことです。「丈夫」を「夫(おっと)」の意で使うことは、中国でも明代か清代にはすでにあったようです。 そして「丈夫」の前に「大」を追加した「大丈夫」とは「大きな男」の意でした。さらに、「しっかりとした男がいれば安心できる」との連想から、「大丈夫」を「問題ない」、「安心できる」の意で使うようになった。これは日本で発生した用法のようです。  

で、話は戻りますが、最近、特に若い人はこの「大丈夫」を連発するのですよねえ。もともとは「何かがあっても安心できる」という語だった。つまり「よからぬ事態にも耐えられる」ということですよね。  

コンビニで少額商品を買うのに、1万円を受け取ったのでは用意している釣銭が少なくなるという「よからぬ事態」に結びつくかもしれない。でもなあ、私は店にそんなに迷惑をかけたかなあ。  

別の機会なのですが、やはりコンビニで買い物をして、レジのところに置いてあったブラックサンダーがほしくなって、「これもいただきます」と1つ取って店員さんに渡したら「大丈夫です」と言われた。うーむ、計算中の店員さんに商品の追加購入を申し出ることは、そんなに大それたことのなのだろうか。  

客が自分の使った食器を下膳口までもっていく方式の飲食店ってありますよね。このあいだは、下膳口がよく分からなかったので、店員さんに「ここに置いておけば、よいのですか?」と尋ねた。「大丈夫で~す!」という声が返ってきた。こうなると、おぢさんは全くついていけない。  

まあ、言葉の使い方というものは時代につれて変化するものですからね。こういった「大丈夫」の使い方は、特に若い世代の人にとっては違和感がないのだろうと思います。ただ問題は、若い人が年上の人と会話をする場合。特に、例えば仕事の時なんか、自分の言葉づかいで相手に違和感や嫌悪感を与えないよう注意することは必要だと思う。  

と、「大丈夫」ということばについて、いろいろ考えるようになって気づいたのですが、仕事場にいると、周囲の人が電話で話す声が聞こえてくる。営業担当の若い人なんかが、受話器に向かって「大丈夫です」を連発していたりする。相手の声は聞こえない。どうなんだろうかなあ。相手に不快感を与えたりしていないだろうか、「大丈夫かなあ」といつも思ってしまうわけです。

 

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ことば:中国では安倍首相を「総理」とは呼ばない #大丈夫 #ことば #中国語 #コンビニ #コンビニの店員さん