「習近平新時代中国特色社会主義思想」研究センター設立相次ぐ…全国の大学など20カ所=中国

中国では、全国の大学などを中心に、「習近平による新時代の中国の特色ある社会主義思想研究センター」などの設立が急ピッチで進んでいる。確認できる最初の設立は、党大会終了翌日の25日の中国人民大学などで、29日までに20カ所に達した。

第19回中国共産党全国代表大会(党大会)は最終日の24日、「習近平による新時代の中国の特色ある社会主義思想」を党規約に盛り込むことを前回一致で採択した。それまで党規約に個人名が盛り込まれていた例は「マルクス・レーニン主義」、「毛沢東思想」、「トウ小平理論」だけだった。

今回の党規約改正で、習近平総書記(国家主席)の個人名が「思想」の語と共に用いられたことは、「理論」の語を用いたトウ小平氏よりも高い扱いで、毛沢東氏に匹敵する権威づけを意味すると見られている。党大会終了の翌日から「センター」などの設立が相次いだことからは、事前から準備が進められてきたことが分かる。多くは「研究センター」の名称だが、「研究院」「青年学習会」「協同学習センター」などとしたケースもある。

30日午前7時半(日本時間)までに設立を確認できたのは中国人民大学(設立日25日)、天津大学法学院(25日)、天津財経大学(25日)、井岡山大学(26日)、貴州社会科学院(26日)、広西民族大学(26日)、南京郵電大学(26日)、河北大学(27日)、武漢東湖大学(27日)、雲南大学(27日)、河南師範大学(27日)、電子科技大学(27日)、ハルビン師範大学(27日)、内モンゴル科技大学(27日)、天津師範大学(28日)、河北経貿大学(28日)、天津理工大学(28日)、海南師範大学(28日)、湖南師範大学(29日)、海南省政府(29日)。

【関連】
キーワードは「党の指導」「新時代における中国の特色ある社会主義」…習近平報告の全訳<中間報告>

中国共産党、党規約に「習近平の新時代における中国の特色ある社会主義思想」を盛り込む