電磁調理器スイッチ切ったとたんに厨房爆発、向いの住居の窓も粉砕=福建

福建省メディアの厦門網によると、同省省都の福州市内の集合住宅で12月28日午後5時ごろ、厨房が爆発した。爆発により、厨房に入るドア、窓、客間や寝室の窓ガラスなどが木っ端微塵になった。向いの棟の住宅の窓も粉砕された。
 
調理していた男性は妻と息子ともに暮らしていた。息子によると、男性は排骨湯(パイグータン、豚リブのスープ)を作っていた。客間のソファーに座りテレビを見ていたが、スープができたので厨房に行き電磁調理器のスイッチを切ったとたんに爆発した。
 
 
息子は、爆発でできた巨大な空気のかたまりが押し寄せてきたと話した。室内のガラスはほとんど全部割れた。屋外にも木っ端みじんになったガラスが飛んで行った。父親の男性はとっさにのけぞってよけようとしたが、排骨湯を浴びるなどで顔や首に火傷を負った。さらに飛んできたガラスで何カ所も負傷した。出血がひどかったために病院に緊急搬送されたが、命に別状はないという。
 
男性が使っていたのは左側がガスコンロ、右側が電磁調理器の調理器具だった。電磁調理器部分の中心部から周囲に向かって多くの亀裂が生じた。ただし調理器具全体に大きな損傷はない。厨房にはガスボンベが置かれており、漏れたガスが一定濃度以上になっていて、男性が電磁調理器のスイッチを切った瞬間に、調理器具内部で発生した火花に引火したと見られている。
 
爆発により、厨房に入るドア、窓、客間や寝室の窓ガラスが木っ端微塵になった。向いの棟の住宅の窓も粉砕され、網戸が1メートルほど飛んだ。
 
集合住宅の守衛によると、「ドン!」という大きな音が響いて、建物全体が揺れた。茫然として、次に「まずい。何かが爆発した。何かが爆発した」と思った。次に、住人らが本能的に手で頭を守って、次々に建物から出てきたという。
 
調理器具を製造した会社は同家庭に技術スタッフを派遣した。現場の状況からガス漏れが原因で調理器に欠陥はなかった可能性が高いが、調理器を持ち帰って検査し、万一、爆発の原因と判明した場合には合理的な補償をすると説明したという。
 
ガスボンベを扱う会社関係者は、ガスボンベも充填するガスも基準を満たしており、ガスボンベに原因があったとは考えられないと説明。ただし、ボンベと調理器具をつなぐガスホースを耐久期限内に交換していない場合、劣化に伴いひびが入ったり接続部分が脱落してガスが漏れる可能性はあるとの考えを示した。(編集担当:如月隼人)

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