中国の副外相に朝鮮族・孔鉉佑氏が就任…北朝鮮関連外交の専門家、日本事情にも精通

中国政府は2日、孔鉉佑氏を外交部・副部長(副外相)に任命したと発表した。孔氏は黒龍江省出身の朝鮮族。2015年には外交部部長補佐に就任、17年8月には中国政府の北朝鮮関連外交の窓口責任者である朝鮮半島事務特別代表に就任した。駐日本大使館第1秘書や公使としての経験も長く、日本事情にも詳しいとされている。
 
中国では吉林、黒竜江、遼寧の東北三省を中心に約190万人の朝鮮民族が生活している。いわば「中国国籍の朝鮮人」で、中国語・朝鮮語のバイリンガルの人も多い。また、戦前に日本統治下だった朝鮮から満洲に渡り、移住した人やその子孫も珍しくない。
 
孔副外相が公式の場で朝鮮語を使った例は確認されていないが、朝鮮語/韓国語を流暢に話すとされている。
 
孔副外相は17年8月に朝鮮半島事務特別代表に就任している。朝鮮半島情勢をめぐる六カ国協議が再開されれば首席代表として参加するはずだったが、同協議は2007年3月を最後に開催されていない。ただし、孔副外相が北朝鮮関連外交の窓口責任者でありつづけてきたことには変わりがない。(編集担当:如月隼人)
 

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