大雪でバス停の屋根が次々に押しつぶされる…20人以上が負傷=安徽・合肥

安徽省合肥市内で4日午前、バス停に設けられた屋根が積もった雪の重さに耐えられなくなって押しつぶされる事故が相次いだ。中国メディアの中国新聞網によると、少なくともバス停5カ所の屋根がつぶれた。負傷者は20人以上に達した。
合肥市公安庁(合肥警察)によると、午前9時ごろ、同市望江路にある省立児童医院(病院)の入口のバス高速輸送システム(BRT)の停留所2カ所の屋根が崩れたとの通報が入った。
 
続けて、近くのセメント設計研究院前のバス停と鉄路四局前のバス停も倒壊したとの通報があった。その直後には、望江路と石台路の交差点近くにあるBRTの停留所も倒壊したの通報があった。合肥警察は警察官を緊急展開し、まだ倒壊していないバス停周囲を封鎖した。
バス停屋根の下敷きになるなどで負傷し、病院で手当てを受けた人は20人以上に達した。多くの人が頭部を打撲したり腰を打ったという。
 
雪の重さに耐えられずに折れた木の枝も多く、駐車中の自動車に覆いかぶさるなどした。
安徽省は3日午前から、大雪と寒波に見舞われた。4日午前11時までには省内の10の県と市に大雪などについて累計102の警戒が出された。省内における積雪量は最大で30センチメートルに達した。
 
その他、道路の凍結も発生して高速道路の閉鎖も相次いだ。合肥新橋空港も4日早朝に閉鎖され、滑走路などの除雪作業が進められた。空港に向かう高速道路も、制限速度が時速20キロメートルに制限された。
 
合肥市は中国中南部の都市。緯度は日本の鹿児島市とほぼ同じ北緯31度50分。やや内陸なので寒暖差は比較的大きいが、12月と1月の月間降水量は年間を通じて最も少ない30ミリ台。バス停は大雪を想定しない作りだった可能性が高い。(編集担当:如月隼人)

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