中国漁船を機関銃で射撃…韓国海洋警察、取り締まりに抵抗したため500発近く

人民日報系ネットメディアの海外網は5日、韓国メディアを引用し、韓国海洋警察の警備艦が4日午前9時ごろ、取り締まりに抵抗したとして中国漁船対してM60機関銃で453発の射撃をしたと報じた。中国漁船50隻余りが韓国近海で違法操業をしていたという。
事件が発生したのは韓国全羅南道新安郡可居島の南西約65キロメートルの海域。60-80トンクラスの中国漁船50隻余りが違法操業をしていたという。韓国側は1500-3000トンの警備艦艇5隻とヘリコプター1機を投入して対応した。
 
海洋警察側が一部の中国漁船を拿捕しようとしたところ、他の漁船が妨害して逃がそうとした。中国側が武器を使って威嚇したために、海洋警察はまずK2自動小銃で威嚇射撃をした後、M60機関
銃で453発の射撃を行った。その後、中国漁船は現場海域から去って行ったという。
 
海洋警察は中国漁船2隻を拿捕し、乗組員20人の身柄を拘束した。漁船1隻は争いの結果、浸水しているという。乗組員20人は全羅南道木浦市に送られた。
 
韓国の排他的経済水域(EEZ)では違法操業する中国漁船と取り締まりに乗り出した韓国海洋警察の衝突が多発している。最近では12月19日、韓国海洋警察が違法操業をしていた中国漁船40隻余りを取り締まろうとして抵抗されたため、銃弾約200発を発射して駆逐した。
 
同件について中国政府・外交部(中国外務省)の華春瑩報道官は翌20日の定例記者会見で「中国側かかねてから、対外漁業の管理作業を非常に重視し、関連する海域での漁業操業の秩序を維持するために積極的に有効な措置を取ってきた」などと説明した。
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◆解説◆
M60機関銃は米国の機関銃。7.62x51mm NATO弾を使用し、1分間に550発までの発射が可能。有効射程は1500メートル。K2は韓国軍が制式採用した自動小銃。5.56x45mm NATO弾を使用し、1分間に最大で900発の発射が可能。有効射程は長いタイプで600メートル。(編集担当:如月隼人)

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