中国・李克強首相「2017年のわが国GDP成長率は6.9%の見込み」…メコン川協力会議で

中国の李克強首相は10日、カンボジアの首都、プノンペンで開催された第2回瀾滄江・メコン川協力指導者会議で演説し、中国の2017年の国内総生産(GDP)成長率は6.9%の見込みと述べた。
 
李首相は2017年の中国経済の状態は良好だったと述べ、都市部の失業率は過去長年にわたり最低、輸出入が過去連続2年間縮小していた状況を是正、財政収入・個人収入・企業収益が明らかに好転、債券市場・株式市場・不動産市場が平穏に推移、外貨準備が継続して増加、企業のレバレッジ率が穏やかに下降などの例を挙げた。
 
経済運営についての考え方については「われわれは、『大量放水』式の強い刺激をしないことを堅持する」と強調。中国政府は供給側の構造改革と、不断なイノベーションとマクロコントロールの改善、新たな牽引分野の育成などを行っており、中国経済はすでに高度成長から高度品質発展の段階に向かいつつあると述べた。
瀾滄江はメコン川上流部分を指す中国語名称。2000年代になると、中国領内での開発が水量や水質に影響を与えるとして、下流沿岸国(ミャンマー、ラオス、タイ、カンボジア、ベトナム)から批判が出るようになった。
 
そのため、中国はメコン川の利用や維持についての国際協力を提唱。2016年3月には海南省・三亜市で第1回の指導者会議が開催された。(写真)(編集担当:如月隼人)
 

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