電柱に設置の変圧器が爆発…電気火花と燃える油が飛散して、消防隊も近づけず=漢中

 
中国メディアの西部網によると、陝西省漢中市内で12日夕方、電柱に設置された変圧器が爆発・炎上した。電気火花が飛び散った。絶縁用の油に火がついて、炎のしずくになって噴出した。一時は消防隊も近づけなかったという。
 
爆発・炎上してしばらくは変圧器に高圧電流が流れこんだままだったので、内部で回路がショートして、電気火花が飛び散った。絶縁用の油に火がついて、炎のしずくになって噴出した。消防隊員によると、火花や絶縁用油は相当広い範囲に降り注ぎ、しばらくは近づけなかった。
 
変圧器近くに通っている電線も多く、焼き切れて束になって落ちてくる恐れもあったという。放水すると地面にまで電気が伝わり、消防隊員を含めて近くにいる人が電撃を受ける可能性も高かった。
 
本格的な消火活動は、電力会社の担当者が駆けつけ電流を遮断してから始まった。しばらくして消し止めることに成功した。変圧器と送電線が使えなくなったため、周辺の住宅や商店で停電が発生したが、13日午後6時ごろまでに復旧した。通信用のケーブルも使えなくなり、同時点では修理作業が続いていたという。
 
爆発原因の発表は伝えられていないが、西部網は11日から12日にかけて冷え込みが強かったため、電力使用量が高まったことが背景にあるとの見方を示した。
 
中国では猛暑や厳寒の際に、変圧器が爆発することがある。漢中市では2017年8月、街路に設置された変圧器が爆発した。
 
12日の爆発による死傷者は伝えられていない。(編集担当:如月隼人)

【関連】

学校のボイラー爆発、民家に飛び込み1人が負傷=安徽

買ったばかりのオイルヒーター、スイッチ入れたら5分で爆発=中国