「中国は低開発国を借金漬けにして政治的に利用」に王外相が反論

アフリカのアンゴラを訪問中の中国の王毅外交部長(外相)は現地時間14日、「中国は低開発国を借金漬けにして政治的に利用」などとする言い方に反論した。
アンゴラの首都、ルアンダで同国のアウグスト外相との会談後に行った共同記者会見での発言。王外相は「そのような言い方には下心があり、事実と全く異なる」と主張。中国が投資や融資の分野でアフリカ諸国の支援を強めていることは事実として、原因は「近年来、中国とアフリカの協力が日増しに発展し深化している」ことによると述べた。
 
アフリカ諸国への投融資について、「いかなる国でも経済発展や工業化の初期段階では巨大な資金を必要とする」と述べ、中国側は「アフリカ諸国側の求めに応じ、能力の範囲内で支持している」と主張。
 
また、投融資にあたっては「いかなる政治的条件も設けていない」と説明。中国はアフリカ諸国と同様に、外国に経済の命脈を握られたことがあり、不公平な待遇や、場合によっては搾取の痛みを経験している」として、「西側国家のようなことはしない。他者を圧迫することはなおさらしない。一貫してアフリカを尊重し、アフリカを援助する。『義』と『利』を兼ね備えており、『義』を先に置いている」と強調した。
 
王外相は、「中国では俗にこう言う。靴に問題がある場合、それを知るのは足だけだ」と例え、中国の対アフリカ協力を評する発言権を持つのはアフリカだけだ」と主張した。
 
王外相はルワンダ、アンゴラ、ガボン、サントメ・プリンシペのアフリカ4か国を歴訪中。うち、サントメ・プリンシペは2016年12月に中華民国(台湾)と断交し、中国と国交を結んだ。(編集担当:如月隼人)

【関連】

中国が「借金のカタ」にスリランカの有力港湾を99年間経営、インドと日本が連合して対抗―米紙

アリペイ、百度、今日頭条が非合法に個人情報を収集、当局が是正を命令