台湾・李登輝元総統が95歳の誕生日、決裂していた陳水扁元総統も駆けつけて祝賀

台湾の李登輝元総統は15日、95歳の誕生日を向かえた。2005年以来決裂していた陳水扁元総統も、李元総統の住居である翠山荘を訪れ祝賀した。
陳水扁元総統は、台湾の民主化を求めて1979年に発生した当局抗議デモとその弾圧の美麗島事件の弁護団弁護士を務めたことから政界に進出。台湾の独自性を追求する李登輝元総統とは「父と子」などと呼ばれたが、李元総統が陳元総統在任時においての中国からの離脱の不徹底を批判したことなどで、両者は2005年に決裂した。
 
それ以降、2人が顔を合わせることはなかったとされるが、15日の李元総統の誕生日に陳元総統は翠山荘を訪れ、李元総統を「台湾民主の父。限りなくご長寿でありますことを」などと祝賀したという。
 
元総統2人の会談は1時間弱に及んだ。関係者からは「世紀を超えた雪解け。2人は極めて愉快に会談した」との声も出ている。(編集担当:如月隼人)

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