大本営発表~赫赫たる戦果

 ブログの更新がとてつもなく開いてしまった。ご心配をかけたかもしれない。ということで、本日は大本営発表です。


会社の健康診断がありまして、私は10月に受診しました。想像はしていたのですが、血中の尿酸値がすごかった。9.1mg/1dl。自己最高記録を更新してしまった。ちなみに、尿酸値は7.0以下が正常値とされています。


9.1もあれば、いつ痛風発作が起きてもおかしくないという状況ですな。自然界の法則はいかんともしがたし――。ということで、11月になって堂々の発作です。


さすがに反省しました。痛いし、周囲も大迷惑、大困惑。かといって、尿酸値を下げる薬を飲むのはいやだ。とにかく尿酸値を下げる方法そのものは前から知っていたので、徹底することにしました。


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その1:水分を多く摂る
1日2リットルが目標で、実際にはそれよりかなり多く摂っていたはず。


その2:カロリーを控えめに。
基本的に食事中の油分は最小限。ただし、オメガ3脂肪酸を多く含む油は炎症を抑える効果も期待できるので、摂取。私の場合、フレックス・オイルを1日に大さじのスプーン1杯程度。そのまま飲んでしまってもよいし、サラダなど冷たい料理にかけてもよい(加熱は禁物)


その3:アルカリ性食品を摂る、酸性食品を控える
酸性食品・アルカリ性食品の分類は、今の栄養学で「ほとんど意味がない」とされています。この言い方にも、ちょっと問題はあります。正確に言えば、「酸性食品・アルカリ性食品という分類だけで栄養バランスを考えてもだめ」ということ。要するに必要条件・十分条件ということですな。

痛風の場合、アルカリ性食品を主体に食べるということには、はっきりとした意味があります。尿がアルカリ性に傾くのです。尿酸はアルカリ性の水溶液には比較的溶けやすく、酸性だとさっぱり溶けてくれないという性質があります。つまり、尿をアルカリ性に傾けておけば、尿酸を排出しやすい状態になります。


その4:たんぱく質は控えめに。プリン体の摂取量は最小限に
これも大切ですな。体中での尿酸の産出量を減らす工夫です。ただ、たんぱく質摂取量をあまりにも減らしてしまうと、それはそれで別の大問題が発生するので、そのあたりが難しい。


その5:クエン酸、酢酸を多く摂る
どちらも、尿酸の排出を助けてくれます。ということで、朝からレモン汁入りの水や、リンゴ酢を薄めたものなんかを、がぶがぶ。あんまり酸性水溶液ばかりを口にしているので、今度は歯に影響ないかと、心配になるぐらい。


その6:禁酒
私の場合、これが一番大きいな。間違いない。「プリン体カットの発泡酒」なんていうのが発売されていますよね。尿酸値が問題になっている人にはたしかに悪くないけど、あれ、気休め程度じゃないかなあ。最大の問題はアルコールを摂取するだけで、尿酸の排出が阻害されてしまうことです。特に私みたいに、ある程度以上飲まないと満足できない人ですな。ふん。

まあ、一番よいのは完全禁酒です。一生飲むなと言われても実行不能なので、尿酸値が納得いく程度に下がるまで、やめることにしました。それもこれも、飲酒したいがゆえの努力。酒を飲むために禁酒したというわけです。


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前の前の土曜日に病院に行き、お医者さんに私の痛風のことを話しました。10月の検診で「9.1」という数値を叩きだしたことも。今の病院というのは、まずは検査なんですね。その日は実質的に血を抜かれただけ。処方してもらったのは消炎剤と胃薬で、尿酸値対策は特になし。


そして、です。1週間後となる4日の土曜日に再び病院に行った。検査結果が出ていました。さて、ここで大本営発表です。尿酸値はなんと6.9に下がっていた。じゃ~ん。尿酸値を下げる薬なしで、正常値に戻した。尿酸値を8以下に下げている自信はあったのですが、それ以上。赫赫(かくかく)たる戦果。


診ていただいたお医者さんが、「とにかく薬」というタイプでなかった。これも嬉しかったな。「この程度の数字だと、薬を使った場合、薬のやめ時が分からなくなっちゃうこともありますからね」と言っていただき、「生活習慣で尿酸値をコントロールできれば、それでいいんです。薬を使うか使わないか、ご自身に決めていただきましょうか」とおっしゃる。


迷うことなく、「薬は使わないことにします」と言いました。もちろん、尿酸値が上昇したのでは薬のお世話にならざるをえない。それを維持できるかどうか。春ごろに再び検査を受けることになりました。


ということで、大満足。余勢で日曜日も禁酒。月曜日にはちょいとだけ飲んだ。うむむ。私の飲み方を見ていたら、「ちょいとどころじゃない」と言う人がいるかも。まあ、それはよい。本日もリンゴ酢の水割りを飲んで「もとは同じだあ!」と叫んでいるのだから、よいとすることにします。


ただなあ。考えてみたら、要するに「生活習慣が悪いから痛風になった」ということを、自分で証明しちまったようなもんだ。ま、いいか。


ということで、出社して「食事療法だけで、尿酸値を基準以下に下げた」とさんざん吹聴しました。自慢できるときには、自慢しておかねば。


さらに言えば、「再び尿酸値が上がった場合、自業自得でござい」と鐘と太鼓で宣伝しているようなもんですからね。自らにちょいと歯止めをかけておくという意味もあります。私が結構使う“手”でもあります。