中国政府・報道官、「台湾武力統一」の可能性を否定せず

中国・国務院台湾事務弁公室(国台弁)の馬暁光報道官は17日の記者会見で、中国が台湾の武力統一に踏み出す可能性を否定しなかった。台湾の蔡英文総統が、中国側による武力統一はないとの考えを示したことに反発した。
2016年に台湾で蔡英文政権が発足してから、中国では台湾の「武力統一」に言及する意見が強まっている。
 
台湾では蔡英文総統が12月29日、「中国当局の指導者(習近平国家主席を指す)は理性的な政策決定者のはずだ。台湾に対していかなる武力統一を行う可能性も、彼の政策決定の思考の範囲内にないはずだ」と発言した。
 
馬報道官は「最近になり武力統一の声が高まってきたのは、私が思うに、台湾島内で独立・分裂活動が日増しに盛んになってきたからだ。われわれは最大の努力、最大の誠意をもって平和統一を追求したい。しかし、われわれは絶対に台湾独立を許さない。台湾独立・分裂勢力が中国を分裂させる状況を絶対に容認しない」と述べた。
 
馬報道官の発言は、蔡総統の発言に対して国台弁として初めての見解。(編集担当:如月隼人

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