価格17万元以上の秋田犬を盗んだ男、警察の取り調べに「もう食べました」=深セン

広東省深セン市で12月27日、屋外につないでいた秋田犬が盗まれる事件が発生した。秋田犬は中国でも人気があり、盗まれた犬の価値は1万元(約17万円)以上とされる。警察に身柄を拘束された容疑者は「すでに食べた」と供述した。
 
事件発生は12月27日午前7時ごろ。監視カメラには、男2人がオートバイに相乗りして、針金を使って犬を引いていく映像が記録されていた。
 
窃盗による高額被害が発生として、警察は捜査に注力。1月20日午前11時ごろ、警察官が街頭で容疑者とみられる男らの身柄を確保した。男らは、盗んだ犬は再開発のため廃屋になっている建物に隠していると供述。
 
警察は廃屋の中から鉄製のおりに入れられた犬6匹を発見。盗まれた秋田犬は含まれていなかった。評議者らをさらに訊問すると「すでに食べた」と答えたという。
 
容疑者2人はそれぞれ河南省と貴州省の出身だった。深セン市に来てバイクタクシーの運転手をしていたが、仕事を通して知り合った。互いに犬が好物と知り、共同で犬を盗んで食べるようになったという。警察は余罪を追及すると同時に、保護した犬6匹の飼い主を探している。
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◆解説◆
中国では古い時代、犬肉を広く食べていた。現在も犬肉を食べる習慣が残るのは主に南部だ。中国北部で犬肉を食べる習慣が廃れたのは、北方からの遊牧民族の進入と関係するとの見方がある。遊牧民族は狼など野獣に備えて犬を飼い、犬肉食を忌避したからで、現在は漢族と呼ばれる人も、特に中国北部の漢族の多くは北方の遊牧民族の血筋とされている。
 
遊牧民族の多くは羊肉を常食する。なお、中国北部に住む民族でも朝鮮族は犬肉をよく食べる。(編集担当:如月隼人)

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Posted by 如月隼人