算数テストで“神出題”…「船が羊26匹とヤギ10匹を積んでいます。では、船長の年齢は?」=四川

中国では、四川省南充市で小学校5年生の算数のテストで出された問題が“神出題”として評判になった。「李おばあさんが林さんに出した問題です。あなたは林さんが答えを出すのを手伝ってください:ある船が羊26匹とヤギ10匹を積んでいます。では、船長の年齢は?」という問題だ。
南充市順慶区で小学校5年生の算数のテストで出された問題。「いったい、何を試したいのか」との疑問の声が広がった。中国共産党の順慶区委員会は「標準的な正解があるわけではない。数学の問題に対する生徒の疑問意識や批判意識、独立した思考能力を知ることを意識した」と説明した。
 
中国メディアの新京報は改めて、同問題に対する批判意見を紹介。自らを教員とする王軍栄氏による文章で、まずは「インターネットを通じて“神出題”と称される問題が広まることがある」と指摘した上で、算数や数学の本質を深く問うている問題も多いが、南充市の小学校で出された問題は、違うと主張した。
 
王氏はさらに、南充市で出されたような問題では、「生徒の疑問意識を育てることができないばかりでなく、知識を構築することを混乱させる。生徒は驚いてしまい、どうやって解答すればよいか分からなくなる」と批判した。
 
王氏は、「最近、生徒に対する試験で“神出題”が多くみられる。出題者は『生徒の思考能力を高めることができる』として自分自身が喜んでしまっているが、実際にはロジックが通じない問題だ。生徒の疑問意識や批判意識を育成することは必要だ。ただし、科学的な道筋を経由すべきで、でたらめな方法ではだめだ」などと主張した。(編集担当:如月隼人)

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Posted by 如月隼人