オダギリジョーの悪ふざけで、私にも実害

皆さんの方が、よくご存知かもしれないな。俳優のオダギリジョーが、やらかしちまった。


なんでも、韓国に行った際にサインを求められ、平仮名で「こうだくみ」と書いたそうですな。つまり倖田来未(倖田來未)さんですね。なんで倖田來未なのか、そのあたりも興味深いといえば興味深いなのですが、とにかくそう書いた。


韓国で大ブーイングが起きた。いわく「日本語を分からない韓国の女性を蔑視」、いわく「常識的に理解しがたい」などなど。う~む。やっちまったなあ。


サーチナでの仕事で、私は主に中国関連を担当しています。あとは、サイエンス関連なんかを記事化することもある。とにかく、韓国絡みはあまり関係ないのですが、隣の席に座る元好青年のK氏は、そういうわけにもいかない。広い範囲の記事をあつかっています。


何をするかというと、ライターへの指示や「関連情報」とか関連写真へのリンクづくりです。オダギリジョーがやらかした「こうだくみ」サインの話題が出てきたので、そちらに力を入れることになる。


ここ何日か、「あ、また情報があがった。『こうだくみ』の写真ページはどこにあったかなあ」、「『こうだくみ』の特集もいるかなあ」なんて言いながら仕事をしている。


これが、私にとって「実害大」なのですよ。K氏が「こうだくみ」と言うたびに「こうたくみん」と聞こえる。ぎくりとする。「江沢民になにかあったのか。重病説か」とぎくりとなる。思わずK氏に「江沢民? 速報出ましたか」と真顔で聞いてしまう。


ということで、お馬鹿ニュースを探しながらも、心臓をどきりとさせることも多い、今日このごろなのでありました。


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そうですなあ。オダギリジョーの「サイン事件」についての私なりの考えをご披露しておきましょう。まず、単なる悪ふざけだったでしょうね。間違いないと思う。芸能人やら芸術家は、一般的判断というか常識のない人間がゴマンといる。


これ、決して悪口ではありません。私も音楽関係の仕事に首を突っ込んだことがあるのでよくわかるのですが、才能を発揮して有名になるヤツほど「異常人」です。逆に言えば、「異常人」でなければダメな仕事なんです。ちまちました常識人では、人々を堪能させ陶酔させる仕事なんか、できやしません。


もちろん、社会がどの程度まで容認できるかということは、きっちり判断せねばならない。「おクスリ」にはまって、関係した女性を死に至らしめるなんて事件がありましたが、ああなると、いくら才能がある人間でも、厳しい制裁を科すしかない。


オダギリジョーの場合、どこが問題だったかといえば、一般人である相手を落胆させ憤らせたことですね。


仮にですよ、相手にシャレが通じて「おもしろいものをもらった。プレミアもの」なんて喜んでもらえたら芸能人として大手柄だったはず。でも、がっかりさせてしたということで、大失態です。要するに、結果責任ということです。


これは、相手が韓国人であろうが日本人であろうが関係ない。オダギリジョーさんは謝罪の記者会見をしたそうですが、そんなことより「こうだくみ」のサインを渡した相手に、自分の全作品のDVDかなんかに1枚1枚、日本語と慣れないハングルの文字で書いた「オダギリジョー」のサインを添えて、「すみませんでした。考えが至りませんでした」との手紙を添えて贈ればよかったと思う。


韓国でオダギリジョー非難が盛り上がったことについては私なりの考えがあるのですが、またそれは別の機会に書きたいと思います。