頭に突き刺さったハサミは脳から3ミリ…「大したことない」と思ってバスに乗って病院へ=湖北

 
中国メディアの新浪網などによると、湖北省襄陽市の農村部で4日早朝、農作業をしていた57歳女性の頭に作業用ハサミが突き刺さる事故が発生した。女性は「大したことはない」と思い、救急車を使わず路線バスで病院に向かった。
女性はチャンナンというセンダン科の高木の若芽を採取していた。チャンナンの若芽は薬効ある食物として知られている。女性は長い竹竿の先に伐採用のハサミを紐で縛りつけて作業をしていた。力を込めたところ、竹竿が折れてハサミが勢いをつけ落下し、女性の頭に突き刺さった。
女性は事故当時の状況について「別にひどいけがとは思わなかった。ただ、頭が少ししびれる感じがした」と説明をした。危険な状態とは思えなかったので救急車を呼ばないことにして、家族と一緒に路線バスに乗り、約1時間をかけて市街地の病院に行った。
意思が調べたところ、ハサミは頭蓋骨を貫通しており、脳髄から3ミリメートルのところで止まっていた。医師らは女性の頭部からハサミを離脱させる手術を実施。その後、女性を集中治療室に入院させ経過を観察するすることになった。
医師によると、ハサミはやや斜めの方向で女性の頭部に突き刺さっていた。垂直に突き刺さっていた場合、ハサミの先端が脳髄に届いて深刻な結果をもたらした可能性があるという。
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◆解説◆
日本では救急車の利用が無料だが、中国ではその他の多くの国と同様に有料だ。女性が救急車を利用しなかった背景には、利用料金の高額さにためらったことがあると考えられる。
中国では「ニセ救急車」の問題も多発している。正規の救急車利用よりも割安だが、車内の緊急治療装置が欠けていたり、医療技術のあるスタッフがいないなどの問題も大きく、重大な事態を引き起こしかねないと懸念されている。(編集担当:如月隼人)

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