雑記:100年以上前の中国、大規模「それっ」が発生していたことを知った

 
トラックやなんやらが、事故を起こす。積荷がばらまかれる。周辺住民が集まる。「いただこう、それっ」……。
こんなシーンを何度となく、記事化してきました。と同時に、「それっ」のリアルな記述は、いつごろまでにさかのぼれるのだろうか、とも疑問を思っていました。
読書は好きです。趣味と実益を兼ねて。と言うとかっこよすぎるのですが、こと読書にかけては手当たり次第。同時進行で、可能な限りわしわし読んでいきたい。直近になり、仕事がめずらしくも立て込んだために、やや低調ですが。それでも、ロシア革命史とか、紫禁城にまつわる歴史とか、星新一とか、要するに手当たりばったりに読んでいます。
最近になり、出会った書物が「海賊からみた清朝」(豊岡康史・藤原書店)。いやあ、力作ですねえ。台湾問題についての歴史的考察力を増強させてくれる書物でもある。当時の中国周辺の海で、何が起こっていたか。教えていただくことは、限りなく多い。
そんな中で、目が釘付けになってしまう記述もありました。例えば、以下です。
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イギリス海軍の船が、マニラから広州に向かっていたスペイン籍の貨物船を拿捕し、曳航していたとき、この貨物船が広東省で座礁、漂流して、恵東県の海岸に漂着した。これを見た地元住民が貨物船に群がり、積荷を持ち去った……
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ううむ。これは現在も繰り広げられている、中国住民の「それっ」と全く同じではないか。変わらないなあ。

【関連】

ATM反応せず、現金引き出しあきらめ立ち去った後に紙幣を噴出、それ見た人が「いただこう、それっ」

当局が大雪に備え路傍に融雪剤を用意、地元住民「塩だ。漬物に使える。いただこう。それっ!」=中国