雑記:「中国の美しい島が海洋ごみに包囲される」の報道、「はて? どの島?」と思ってみれば……

中国の有力ポータル/ニュースサイトに掲載された記事。見出しを見れば、「中国のこの美しい島が海洋ごみで急激に包囲される。9割は回収困難」と書いてある。はて、どこの島だろう。海南島あたりか。ひょっとしたら南沙諸島? と思って本文を読みました。
あちゃあ。台湾のことであった。ううむ。そういう書き方をするかあ。
ちなみに、見出しにある「9割は回収困難」(原文は「9成難回収」)も違うよなあ。台湾で発表された記事を見ると、2018年1-6月に台湾本島各地の海岸で、ごみの撤去作業が行われ、55トンが除去されたという話。うち、資源ごみとしても利用できない割合が9割超に達しているということでした。
それから、大きな問題は「そのごみがどこからどのような経緯で台湾に流れ着いたか」ということ。「美しい島」の海岸を襲うごみはどこから来たか。
ちなみに、2017年時点の報道では、台湾にとっての離島である、金門、連江(馬祖島)、澎湖の当局の統計では、大陸部から流れてくるごみは毎年1800トン。台湾本島においても、流れてくるごみは主に東南アジアと中国から流れてくるとされています。そういったごみを台湾の当局関係者やボランティアの皆さんが、せっせと撤去しているわけです。

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