NHKの生放送で禁止用語を連発した女の子の話

前から何度か取り上げましたけど、台湾の五月天(メイデイ)というバンドです。NHKのアジア・ミュージック・ネットワークという番組に登場。2月に来日したさいに収録した映像でした。私はネットで見た。


日本のFlumpoolとの出演。画面には、Flumpoolの日本語による発言には英語の字幕が、五月天の中国語の発言には日本語と英語の字幕が出た。


五月天でボーカルを担当している阿信(アシン)の発言の時です。阿信は多くの曲の作詞・作曲を担当しているんですが、五月天の他のメンバーが阿信の作詞について触れた時に、阿信がこんなことを言い出した。中国語を日本語に直訳するとこんな感じです。


>お恥ずかしいんですけど、補足します。
>Youtubeにある多くのPV(プロモーション・ビデオ)には日本語の翻訳がついています。
>ですから皆さん、ネットを開いて鑑賞してくださいね。


上記発言に対する字幕はこれ。


>ネットに上げている曲は、日本語で歌詞の字幕をつけているものも多いので、ぜひ見てほしいです。


ううむ。NHKだから、特定のサイトを「宣伝」するわけにはいかなかったのかなあ。


ちなみにURLはここ。一定期間が経過すると、別の動画に差し替えられてしまうと思いますので、興味がおありの方はお早めに。


http://www.nhk.or.jp/asiamusic/


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話は変わります。ずいぶん前ですけど、こんなことがありました。


NHKお昼の番組。私はたまたま、自宅で見ていた。たしか夏休み特集で、どこか地方からの生中継だった。「電子オルガンの天才少女」が紹介された。番組で実際に演奏を披露しました。たしかに、圧倒的に上手だった。小学校1年生と紹介されて、ステージの上で女性アナウンサーがその子にインタビュー。


「毎日、練習しているんですか?」と尋ねると、その女の子がとても元気な声で「うん!」と答えた。


アナウンサーが続けて「でも、練習は大変じゃありませんか?」と尋ねると、その女の子――ええと、名前は忘れてしまったな。ミコちゃん、とでもしておこうか――が、さきほど同様、とても元気で大きな声で話しはじめた。


「大丈夫。ミコちゃん、エレクトーンが大好きなの。だから、学校から帰るとずうっとエレクトーンの練習しているの。エレクトーンなら、何時間弾いていても楽しいから、ずうっとエレクトーン弾いているの……」と、エレクトーンを連発。


エレクトーンは、ヤマハの商標。だから、NHKで「エレクトーン」の名を出すのは、例えば製品の問題で何らかの事故を起こしたとか(あくまでも、仮にですよ)、ニュース価値がないかぎり“ご法度”です。それを、小さな女の子が生放送で大連発。


アナウンサーは、完全に「目が点」になっていた。あわてて、「ミコちゃんは、本当に電子オルガンが好きなんですねえ」なんてフォローした。


フォローになっていなかった。ミコちゃんは「うん!。ミコちゃん、エレクトーンが本当に大好き!!」ととどめを刺した。


後から思ったんだけど、あれって、ヤマハ音楽教室の先生が、「エレクトーン大好きと言いなさい」と言い含めたのではあるまいな。