体を温める排骨スープの作り方:合わせる野菜により「ダイエット」「美白効果」なども

中華関連の情報をあさっているうち、こんな動画を見つけました。
排骨湯(パイグータン)、つまり豚スペアリブ・スープの作り方です。これ、簡単に作れそうだ。合わせる野菜によっては美白効果も期待できるらしい。動画にかぶせて、作り方も簡単に紹介されているから、日本語にしてみましょう。なお、分量などはそれほどきちんと書かれていません。画面を見て「だいたいのところ」でよいと思います。
●排骨を冷水からゆでる。沸騰したら取り出して洗う鍋に戻す(この時のゆで汁は捨ててしまうようです)。
●鍋に改めて水を張り、排骨に続けて生姜と少量の酢と酒を入れて強火で加熱。蓋は閉めておく。
●沸騰したら冬瓜を入れる。続けてシイタケを入れる。強火での加熱を続行。
●沸騰したら弱火にして20分間蒸し煮。続けて塩と胡椒を入れる。再び弱火で10分間煮る。
●次に香菜(パクチー)入れ、再び弱火で3分間煮て出来上がり。
冬瓜にはダイエット、利尿効果、腫れやむくみを引かせる効果があるそうです。
冬瓜を長芋に替えれば「補中益気」が期待できます。これは要するに、虚弱体質からの脱却や強壮作用などを指します。さらに美顔にも効果。「お肌の状況をよくする」ということで、日本でよく用いられる用語だと「美白」かな。
冬瓜を大根にすれば「消食」「潤肺」「清熱」「生津」の効果が。「消食」とは消化不良の改善です。「潤肺」は肺を潤す、ひとつ飛んで「生津」は唾液の分泌を促す。つまり口や呼吸器の水分を潤して、乾燥にさらされることで生じるトラブルを避けるということ。「清熱」とは体の熱を抑えることで、のぼせ、発熱、いらつき、充血などに対処することです。
日本でも、料理の作り方を紹介する際に「期待できる効能」を書き添えることは珍しくありませんが、中華圏では伝統医学の用語や考え方に関連させて「効能」を示すことがよくあります。一般向けに書かれた記事でもそうだということは、伝統医学が人々にそれだけ浸透しているということなのでしょう。


Posted by 如月隼人