新型肺炎:中国政府13日の発表(全訳)…基準の変更で湖北中心に感染確認が激増

 

・湖北省では臨床診断だけで「感染確認扱い」に

・統計上の数字激増の理由として説明

・ただし24時間内の死亡者も激増しており、深刻な状況は変わらず

 

写真は国立感染症研究所が分離・撮影した新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真

 

<現在までの推移についてはこちらからどうぞ>

<リアルタイムのデータはこちら(レコードチャイナ新型肺炎 最新統計情報)からどうぞ>

 

中国政府・国家衛生健康委員会が13日に発表した新型コロナウイルスによる肺炎の流行情報の全訳は以下の通り。

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2月12日午前0時から13日午前0時の間に全国31省(民族自治区、中央直轄市)と新疆生産建設兵団から、新たに増えた感染確認として1万5152例の報告を受けた(湖北省では臨床診断の結果として1万3332例)。重症例は174例減少した。新たに発生した死亡例は254例(湖北242例、河南2例、天津、河北、遼寧、黒龍江、安徽、山東、広東、広西、海南、新疆生産建設兵団が各1例)。新たに発生した疑い病例は2807例。

 

同日、治癒して退院した新たな病例は1171例、医学的観察を解除された(感染者との)密接な接触者は2万9429人。

 

2月13日午前0時までに、31省(民族自治区、中央直轄市)と新疆生産建設兵団の報告による、現有の感染確認は計5万2526例(うち重症は8030例)。治癒して退院した例は累5911例。死亡は累計1367例、感染が確認された病例は累計で5万9804例。現有の疑い例は1万3435例で、追跡を受けた(感染者との)密接な接触者は累計47万1531人、現在も医学的観察下にある密接な接触者は18万1386人。

 

湖北で新たに増えた病例は1万4840例(武漢は1万3436例)で、治癒して退院した新たな病例は802例(武漢は538例)、新たに発生した死亡例は242例(武漢は216例)、現有の感染が確認された病例は4万3455例(武漢は3万43例)。うち重症病例は7084例(武漢は5426例)。治癒して退院した人は累計3441例(武漢は1915例)で、死亡した病例は累計で1310例(武漢は1036例)、累計の感染確認病例は4万8206例(武漢は3万2994例)。新たに増えた疑い病例は1377例(武漢は620例)で、現有の疑い病例は9028例(武漢は4904例)。

 

新型コロナウイルス肺炎の患者を早期診断・早期治療し、湖北省の病例について収束させるべきは収束しつくし、治療すべきは治療しつくすことをしっかりと実行するために、「新型コロナウイルス病毒肺炎診療方案(試行第5班、修正版)」に基づき、湖北省とそれ以外の省(中央直轄市、民族自治区)では病例の診断基準に違いを設けた。湖北省では「臨床診断病例」の分類を新設し、疑い病例患者で肺炎の映像に特徴がある場合、臨床診断病例(臨床診断により感染確認とみなした病例)とする。この方式は、患者に出来るだけ早く、感染確認の病例としての基準を満たした治療を受けさせ、救命率をさらに高めるためのものである。現在は、湖南省で1万3332例の臨床診断病例が、感染確認の病例の統計に含められ、治療の強化と全力を挙げての重症例の減少と死亡率の低下が進められている。

 

香港・マカオ・台湾地区で感染が確認されたのは累計78例。香港特別行政区が50例(死亡1例)、退院1例、マカオ特別行政区が10例(退院2例)、台湾地区が18例(退院1例)。

 

(編集担当:如月隼人)