新型肺炎、韓国での感染者が人口当たりで中国上回る=10万人中の6.08人

世界保健機関(WHO)のまとめによると、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染が確認された全世界における患者数は2月29日の時点で8万5403人に達した。中国の7万9304人に次いで多いのが韓国の3150人で、人口10万人当たりでは中国の5.66人に対して韓国では6.08人となり、韓国が同日に中国を上回った。

 

全世界における患者数は2月29日の時点で累計8万5403人(前日比1763人増)に達した。うち中国は累計7万9304人で、前日比425人増だった。中国以外での感染確認は前日比1318人増の累計6009人で、累計では中国が圧倒的に多いが、感染者はむしろ中国以外で目立って増える状態になった。

 

韓国での感染確認は、2月19日時点では51人で、シンガポールの81人、日本の71人(ダイヤモンド・プリンセス船内で発生した感染者を含まず)より少なかったが、同月20日以降は感染確認例が急増した。2月27日には前日比505人増の1766人、28日には前日比571人増の2337人で、29日には前日比813人増の3150人と、感染拡大がさらに加速した。

 

2019年における韓国の人口が5185万人、中国が14億5万人だったことにもとづき算出すると、2月29日時点における韓国での人口10万人当たりの感染者(確認例)は6.08人で、中国の5.66人を抜いた。

 

2月29日時点で中国と韓国以外に感染者が多い国としてはイタリア(888人、前日比238人増)、イラン(388人、前日比143人増)などがある。イランの場合、死者が34人(前日比8人増)と、死亡に至る人の割合が多い特徴もある。

 

また、1週間前の2月22日には感染者の発生が確認された国は28カ国だったが。29日には53カ国にまで広がった。

 

なお、上記の「中国」に関連する数字はすべて、香港、マカオ、台湾を含む。WHOは同3地域を、中国の「省」と同格に扱って数字を発表している。(翻訳・編集/如月隼人)