北朝鮮で記者会見「拉致被害者を返せ!」 韓国に連れさられたと主張

 新華社によると、北朝鮮・平壌(ピョンヤン)で3日、「韓国による拉致被害者をわが国に返せ」と主張する記者会見が行われた。

 

 中国国内には北朝鮮側が経営する「朝鮮料理レストラン」が存在し、北朝鮮にとっては外貨獲得手段のひとつとされている。

 

 4月上旬、中国国内の北朝鮮レストランの経営者男性1人女性従業員12人の計13人が、マレーシア経由で韓国に入国した。韓国統一省の鄭俊熙(チョン・ジュンヒ)報道官は同件について「13人は亡命希望者」と説明。

 

 しかしその後、女性従業員の間から「東南アジアのレストランで仕事をすることになったと言って連れ出された」として、韓国行きは知らされていなかったなどの声が出た。中国当局は13人の出国について「正規の手続きによるもの」として、中国は無関係との姿勢を示している。

 

 平壌市内で行われた記者会見は、「北朝鮮の拉致被害者家族20人」と、中国国内の同じレストランの従業員7人」の名義で行われた。

 

 記者会見に臨んだ家族らは、女性従業員は「拉致された」と主張。年齢も22歳から26歳の間で、「娘が自ら望んで韓国に行くことはありえない」と説明し、韓国に行った女性従業員は韓国政府に「利用された」と訴え、北朝鮮に戻すことと韓国側の謝罪を求めた。(編集担当:如月隼人)

 

参考:・朝鲜公民家属要求韩方归还“被诱拐绑架”亲人 (中国語)