雑記:コーヒー豆の販売価格ですが、納得のいかないことがある

昨晩は、久しぶりにコーヒー豆のローストをしました。コーヒー豆って、ローストした直後がおいしいかというと、実はそうでない。なんといいますかね、あまりにも「角が立っている」と言えばよいかな。一番おいしいのは、翌日からの数日間です。

 

個人でコーヒーのローストをする際、問題になるのが生豆の入手です。最近ではネット通販でずいぶん便利になったけど、私は通販ってやつがどうも性分に合わない。自分の目で見て確認してから購入したいもので。返品制度なんかもありますが、面倒だからなあ。

 

ということで、よく利用するのが新宿にある山本珈琲店。まあ、コーヒー・マニアの間ではよく知られている店です。コーヒーそれに紅茶なんかに関する器具もたんとある。コーヒーではもちろん、生豆だけでなくローストした豆も置いている。

 

それから、最近ではコーヒー豆を「店頭焙煎」して販売する店もぼつぼつ見かける。生豆も売ってくれるかどうかは、その店の方針次第です。

 

で、「生豆販売もOK」という店の場合なんですが、たいていの場合、価格については「ロースト済の豆と同じ」と言われるんですねえ。私にはどうも、これが納得いかない。

 

コーヒー豆って、ローストすると水分が抜けたりで、相当に軽くなるんですよ。3割か4割は軽くなるかな。ということは、生豆とローストした豆で「同じ重さなら同じ値段」なら、生豆は相当に割高。

 

ま、「ウチは生豆は売りたくない。ウチのローストの技を味わってほしい。だから生豆は割高にします」と考えているなら仕方ないけど、それなら「生豆はお売りしません」と言われた方が気持ちがよい。

 

私が住んでいるのは商業地域でないので、おいしいコーヒーを飲ませてくれる店とか、よい豆を売っている店はほとんどない。「ほとんど」というのは、自転車でしばらく行ったところに1軒だけあるからです。

 

ご主人はとにかく、商売気のない人でね。自家焙煎した豆が主な商品なんですけど、店内でも飲ませてくれる。最近にしてはちょっと珍しく「浅炒り派」なので、好みは分かれると思うけど、普通の喫茶店で味わえるレベルじゃない。1杯の価格はチェーン店のカフェ、それも安さを売り物にするカフェの値段と同程度です。

 

口数の少ないご主人なのですが、一時期、集中的に通っていろいろ話を聞いたら、かつては大手のコーヒー会社で働いていたけど、あまりにも阿漕な仕事をさせられるので、いやになって独立したとのことでした。

 

あ。いかん。話がそれた。そのご主人に生豆を売ってくれないかと交渉した。ちょっとためらうような表情をしてから「いいですよ」と言ってもらえた。「お値段は?」と聞いたら「そうだね。ローストした豆の6割でいいかな」ということでした。こういう人って、好きだよなあ。

 

さて、と。昨晩ローストした豆を試してみようかな。