沖の鳥島:台湾が日本に対抗して大型船を増派、海軍出動の可能性も 日本は公船集結させ厳戒=台湾報道

 台湾当局は、横浜海上保安部の巡視船が25日、沖ノ鳥島の周辺海域で台湾漁船が違法操業をしたとして船長を逮捕したことなどに反発して、「漁民保護」を理由に公船を同海域に乗り込ませる。台湾メディアの聯合新聞網によると、日本側は現場海域に公船5、6隻を待機させているため、当初の2隻を3隻に増やした。海軍が出動する可能性もあるという。

 

 台湾側は馬英九総統の指示を受け、海巡署が1000トンクラスの巡視船「巡護9号船」を、農業委員会が「漁訓2号船」を、いずれも5月1日に関連海域に向け出港させた。

 

 その後、日本側が公船5、6隻を同海域で待機させていることが分かり、海巡署は同署が保有する漁船護衛旧難船のうち最大級である3000トンクラスの「宜蘭」を増派することに決めた。先に到着する「巡護9号船」と「漁訓2号船」は沖ノ鳥島から200海里の海域のすぐ外側で待機し、「宜蘭」の到着後、3隻で同島から200海里内に入る予定という。

 

 聯合新聞網によると5日午前から、海巡署がメディアなどに対してあまり多くを伝えなくなった。ただし「必要があれば、さらに船舶を増派する可能性も排除しない。海軍に支援を要請することもある」との考えを示した。(編集担当:如月隼人)

関連:・台湾が日本に反発強める、中国も同調して日本批判・・・沖ノ鳥島海域で台湾漁船を拿捕

参考:・日艦集結沖之鳥礁 我增援宜蘭艦馳援(中国語)