“酔った勢い”、事故現場検証で警官が出払ったパトカー盗む 「寝込まなければ捕まらなかった」と後悔

 雲南省昭通市昭陽区警察は4月30日午前4時15分ごろ、区内で交通事故が発生したとの通報を得た。警察官2人がただちに、パトカーに乗って現場に急行した。現場検証と事故処理を終えて警察署に戻ろうとした。ところが、停めていたパトカーが影も形もなかった。雲南網が伝えた。

 

 停めていた場所に、パトカーは見当たらない。近くを見ても、ない。2人は急いで、署に連絡した。

 

 パトカーの位置はすぐに特定できた。衛星測位システムの装置を取り付けているからだ。停めてあった場所から北に直線距離で約15キロメートルの場所に停止していると分かった。

 

 警官隊が現場に到着した。パトカーは診察所の駐車場に停まっていた。慎重に近づいた。中に人がいるらしい。2人だ。しかし2人に動きはない。2人は熟睡していた。パトカーの中からは、強い酒の臭いがした。

 

 警察は2人を署に連行した。供述によると、2人は直前まで酒を飲んでいた。1人で白酒(バイヂウ。中国の伝統的な蒸留酒)を瓶1本(500ミリリットル)程度は飲んだという。その後、タクシーに乗って帰ろうとしたが、事故現場の手前で、警察官に「この先は通れない」と止められてしまった。

 

 タクシーで引き返しても仕方ない。2人は降りた。見ると、近くにパトカーが停まっていた。だれもいないし、キーも刺したままになっていた。警察に行く手を阻まれて少々腹が立っていたこともあり「からかってやれ」と思って、パトカーに乗り込んで現場を去ったという。

 

 警察は男らに対して治安処罰の規定を適用する考えだ。また、身柄を拘束した直後に血液を採取しており、運転した男には飲酒運転の責任も追及するという。

 

 男のうちの1人は取り調べに対して、「酒を飲みすぎていて、運転しているうちに眠くなったんです。車を停めて寝込んだので捕まってしまいました」と後悔したという。(編集担当:如月隼人)

参考:・趁交警忙着勘查现场不注意 两醉酒男开走警车还在车上睡了一觉(中国語)


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Posted by 如月隼人