国の高速鉄道、1年間だけで日本の「新幹線の総延長」を上回る距離を建設

 中国政府・交通運輸部は6日、「2015年交通運輸行業発展統計公報(交通運輸業界発展統計公報)」を発表した。高速鉄道では3306キロメートルを完成させた。日本の新幹線の総延長である3132キロメートルを上回る距離を完成させた。

 

 鉄道全体では新線9531キロメートルを完成させ、15年末時点での営業路線距離を前年比8.2%増の12万1000キロメートルとした。うち、複線部分は12.5%増の6万4000キロメートルで、複線化率は前年末より2.1ポイント上昇して52.9%になった。

 

 電化区間は12.9%増の7万9000キロメートルで電化率は2.5ポイント向上して60.8%に達した。

 

 高速鉄道の営業距離は1万9000キロメートルを超えた。2015年だけで、日本の新幹線の総延長である3132キロメートルを上回る距離を完成させた(秋田・山形新幹線を除く)。中国の高速鉄道路線は、日本の新幹線の約3倍の規模になった。

 

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◆解説◆
 日本の新幹線(ミニ新幹線部分を除く)の営業キロ数は計3132キロメートル。内訳は北海道新幹線(新青森・新函館北斗)が148.4キロメートル、東北新幹線(東京・新青森)が713.7キロメートル、上越新幹線(東京・新潟)が333.9キロメートル、北陸新幹線(東京・金沢)が450.5キロメートル、東海道新幹線(東京・新大阪)が552.6キロメートル、山陽新幹線(新大阪・博多)が644.0キロメートル、九州新幹線(博多・鹿児島中央)が288.9キロメートル。

 

 なお、「ミニ新幹線」と呼ばれる秋田新幹線(盛岡・秋田)と山形新幹線(福島・新庄)は、新幹線用車両が乗り入れているが、法律(全国新幹線鉄道整備法)上は在来線の扱い。新幹線車両が両区間を運転する場合の最高時速は、従来の在来線特急と同様の130キロメートル。(編集担当:如月隼人)

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参考:・2015年交通运输行业发展统计公报(中国語)