火災発生、消火栓から水が出ない! 駆けつけた水道業者がバルブ開けたら水道管爆発=北京

 北京市豊台区の老朽化した住宅で4月19日午前7時ごろ、老朽した住宅で火災が発生した。築後50年以上の工場社宅で、平屋建てで棟続きだった。ひとつづきになっている7世帯分が火に包まれ、平行する別棟にも火は燃え移った。

 

 消防が到着した。住宅の敷地につながる細い道の入り口に消火栓があった。消防士はもちろん、消火栓を使おうとした。ところが、水が出なかった。

 

 幸いにして、消防はタンク車も出動させていたので、消火活動を進めることはできた。しかし、タンク車の水が尽きれば、消火作業は中断せざるをえない。

 

 しばらくして、通報を受けた水道会社職員が到着した。職員は消火栓に水を通すために、元栓のバルブを操作した。消防はホースを消火栓につないだ。

 

 水が出た。ところが、地面から震動が伝わってくるのとほぼ同時に、水の勢いが弱くなってしまった。次の瞬間、消火栓の近くに停まっていた乗用車の下から泥水が噴出した。上向きの強い力を受け、車体は震動した。

 

 泥水が車体を持ち上げながら噴出しつづけた。乗用車の下に、幅80センチメートル、長さ1メートル以上の穴が出現した。水は勢いよく噴出しつづけた。一部車輪が穴の中に落ちた。

 

 その後、消防は鎮火に成功した。泥だらけになった乗用車の持ち主によると、事故発生当日の午前6時ごろに停めたばかりだったという。戻って来たのは午前9時ごろで「まさか、穴にはまっているとは」と驚いた。

 

 同火災と水道管爆発で死傷者は出なかった。(編集担当:如月隼人)

参考:・开水阀救火 水管爆裂陷车(中国語)